パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる
- ダイヤモンド社 (2023年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478117095
作品紹介・あらすじ
「効率性か?創造性か?」「トップダウンか?ボトムアップか?」など、VUCA時代に溢れる両立困難な課題を3つの戦略で解決。
感想・レビュー・書評
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振り返りながら読める。自己分析に良さそう。
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人間をめんどくさいけど、愛らしい存在と捉えるところが本当に好き。それで、このパラドックスな状態への向き合い方が変わる。
いろんなもやもや、いらいら、悩み、を感情のパラドックスと捉えて見直して、捉え直すことができるのかなと。
やりたいことの会えて逆をしてみる、なんて発想はなかったので、最近のもやもやと重ねて、やってみようと思った。 -
矛盾と向き合うことに慣れなれなければ
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「矛盾」を手懐けるという発想がおもしろかった。
どうすれば両立できるか?は仕事でもよくぶち当たる壁だが、普段から自分の感情で練習していれば、自ずと思考と視界が開けるかもしれないな、と思って、紹介されていた手順に取り組んでみている。
効果はまだ、ない。
けど、編集する楽しさは少しだけ感じてる。 -
現在の組織の課題解決にパラドックスを受容して活用するマインドが必要で、一貫性はむしろ悪癖であり、対立する複数の真実を受け入れながら職務にあたらなければならない。
組織が存続して発展していくうえで役割外行動が不可欠である。
既存の価値観を覆す記述がいっぱい。 -
・悩み→矛盾した2つの感情を発見する
・パラドックス(矛盾)のパターン
-素直⇄天邪鬼
-変化⇄安定
-大局的⇄近視眼的
-もっと⇄そこそこ
-自分本位⇄他人本位 -
問題の背後にある論理A、論理B どちらか選ぼうとすれば正しい方を見つけられない。論理パラドックス
問題の背後にある感情A、感情Bをどちらか優先しようとすれば行き詰まる。感情パラドックス
= 厄介な問題
→ 感情パラドックスを受容しストレス緩和
→感情パラドックスを編集し解決策を見つける
→感情パラドックスを利用し創造性を発揮する
(感情パラドックス)
扁桃体:喜び、怒り
海馬:記憶
感触⇨ 感情呼び起こす
記憶(海馬)⇨感情呼び起こす
ポジティブよりネガティブの感情の方が強く呼び起こされやすい → 対処 普段から感情の変化に気づき距離を置いて評価する。過去のネガティヴ記憶を塗り替えすり替える
無意識=コンプレックスが感情左右する
ポジティブ面 良い動機づけになる
ネガティヴ面 相手を攻撃する(自分を正当化)
コンプレックスに対する防衛規制を認識する必要あり。例えば反動形成=本当は好きなのに好きではないと反対の感情を持ち自分を守る、例えば代償=保等は遊びたいのに勉強する方が大事として自分を守る。
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読了