- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478300732
感想・レビュー・書評
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参考になる言葉が沢山ありました。多くのページの内容を書き写しています。
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1日1頁。1月1日から12月31日まで1年分。
聖書のように、毎日少しずつ読んで、短い文章から真実の言葉に触れる。
ドラッカーの様々な本から集められた、正しいマネジメントへのヒント。
地味と言えば地味な本だが、これを使って今年はフルに活用させていただいた。
買ったきっかけは、原書である The Daily Drucker をテキストとした英語の学習の和訳の参考書として。しかし、上田先生の訳がぶっ飛び過ぎていて、あまり参考にならなかった部分もあった。
それから、これをネタに、1週間に1頁、学習個所を決めて、みんなでSkype上で議論するという勉強会。6月にはじめて、半年続いている。
そんなわけで、いろいろと思い出深い1冊となった。
各ページに、アクションポイントなる、本文を反映した質問もついていて、これを毎日こつこつやっていれば、かなりのドラッカリアンになれること間違いなし。 -
とりあえず、おおよそ1日に1つくらいのペースで読み進めていって、そろそろ1年たった年末ということで読み終えました。
並びはかなり恣意的なような気がするのですが、まあ日めくりカレンダー気分で、また来年もめくっていこうかな、と思います。1年1年また違うように読めるようになっているのかもしれません。
ちなみに12月24日と25日は、おそらく意図的だと思うのですが、「信仰」について書かれています。『すでに起こった未来』でキルケゴール論を書いているように、多くを語っていないので意外な気はしますが、信仰についても確固としたものを持っているのでしょうね。ドラッカーさんの、経営者に求める真摯さと、会社に求める社会的責任には、この辺りからも来ているような気もします。 -
金言、珠玉の言葉の数々。中には難しくて理解のできない項目もたくさんあったけど。ちょっと間を空けて読み直したい一冊。
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自分にも実践できそうなところもあり、参考になった。マネージャーとして、相手の期待値や欲求値を理解し、組織の目標達成を見据えた仕事をしようと思った。そして、自分自身ももっといろいろな教養を身につけようと思った。
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ちょっと大きいので、持ち運べないのが残念。
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ドラッカーのすごさが改めて確認できる日めくりカレンダー的本。
まず、推薦者(ジム・コリンズ)の言葉から、ドラッガーの誠実さや勤勉さがうかがわれます。
以下は私が印象に残ったフレーズです。
1月4日:あらゆる組織が活動の評価尺度を必要とする
1月29日:知識ではなく成果こそマネジメントの目的であり、能力の証明である
2月18日:政府は成果を上げる能力を取り戻さなければならない
3月16日:利益の最大化を唯一の目標にすることは間違いである(マーケティング、イノベーション、生産性、資金や物的資源、マネジメント能力、人的資源、社会的責任、そして利益)
4月21日:正しい人事のために4時間をかけなければあとで400時間取られる
5月9日:知識社会では教育が中心の問題となり学校が中心の組織となる
9月12日:できないことを並みのレベルに引き上げるよりも、出来ることを超一流にする方が易しい
9月13日:価値観に反する仕事は人を堕落させる。強みすら台無しにする
10月19日:経営陣が大金を懐に入れつつレイオフを行うことは社会的にも道義的にも許されない
経営論を解きながら、ドラッカーの立ち位置は社会であり消費者であり労働者である点が信頼できる。
彼の組織論は政府などにも援用できる、というより積極的に援用すべき。
組織同様、権力は自らを律していかなければ腐敗してゆく。その判断材料は、「社会全体にとってプラスの政策かどうか、国民に夢や希望や活力を与えるものかどうか、将来を見据えた中長期的視点に立ったものか」だと思う。いくら、「一生懸命頑張っています」と力んだところで、政治は結果がすべて。自らの組織内で客観的評価ができないのなら、ここにこそ第三者委員会なるものを立ち上げ、厳しく査定して、改善していくという、企業再生では当たり前のプロセスを踏むべき。
不安定な世界情勢は、第2のドラッカーの再来を切望しています。 -
ドラッカーの著作から一部を引用、具体的な一歩を提案。
365日後にはきっと新しい自分だ。 -
10.10.1 落合氏蔵書 英語版
The Daily Drucker -
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