アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 205
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478312148

感想・レビュー・書評

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  • 自分の経験を語る系のビジネス書。そう書いてしまうと、まったくつまらなそうに見える。
    最終章の、創世記アマゾンのハッカー風味あふれる社風については、あちこちで語られることもあって興味深く読めた。

  • アマゾンの日本法人ができるまでの経緯、サイトがオープンするまでのドタバタ、サイトオープン後のドタバタなどが描かれている。

    あっという間に読めるが、その分内容は薄い。マーケティング企画など「結局実現しなかった」みたいなことが多く、「世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか」は結局よく分からなかった。また、サイトのシステムまわり(開発手法や技術的なこと)は、現在の技術のほうが進んでいるので、あまり参考にはならないかも。

    印象に残ったこと
    ・ユーザーレビューは、ひとつひとつ人がチェックしていた
    ・コンテンツも、厳重に何度も人によってチェックがなされていた
    ・顧客対応のマニュアルがなくオペレータに任されていた
    ・アマゾンでは独自の言語でシステムをつくっており、入社したらまずその言語を覚える必要があった
    ・カタログデータの重要性
    ・この本にでてくる西野さんは現在の富士山マガジンの社長さんだった

    日本の出版業界には独自の文化(再販制度など)があり、バックグラウンドが異なる土地へ会社をつくるのは大変なことなんだなと思った。

    アマゾンジャパンに入社したい人、日本の出版業界に就職したい人にはお勧め。

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