- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478360521
感想・レビュー・書評
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コンサルとしては日本で超有名どころの堀紘一さんが、10年構想を練った上に、このタイトルで、これだけの内容か!?と、少々がっかりした。
序章「真のリーダーシップとは何か」から始まり、第1部で「リーダーシップの本質」、第2部で「リーダーシップの方法」と、ありきたりのリーダー論がちりばめられているという印象だった。
この間、リーダー論をいくつか読んできたが、マネジャーとは何か?といった問いにもまして、リーダー論は難しいのかもしれない。
「リーダーと管理職のもっとも大きな違いは、管理職が赤ペンを持って仕事をする人なのに対し、リーダーは青ペンを持って仕事をする人という点にある。」というくだりは、面白い表現だと思った。
管理する人は、部下の間違いに修正を加えるのが仕事である。しかし、リーダーは、青ペン!?すなわち、組織のすすむべき方向、青写真を描かないといけないという違いである。
管理しているだけでは現状維持となって、組織に将来はないだろう。いかに、組織を導いていくか。リーダーは将来の絵を描くだけではなく、管理職とは決定的に違った責任と役割を背負っていると思う。
組織において、リーダーをいかにして育てていけばよいか?企業だけではなく、国のリーダーについても然り。
堀氏曰く、「リーダーシップは学んで掴み取るものである」。
当然、勉強はもちろんのこと、実際の経験から学んでということだけど、リーダーシップの「本質」と銘打っているからには、もう少し具体的に体系立てて書いてほしかった。 -
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■リーダーは、意思決定する
■リーダーは、スピードを大切にする
■リーダーは、組織のために朝令暮改を旨とする
経験からあふれ出る説教が、魅力的。
決してまとまっていないが、定期的に読み返したい。 -
リーダーは
・ビジョンを持ち
・先を見据え
・冷静さと情熱を兼ね備え、
・自分にしかできない仕事をする。(部下に仕事をふる。
→部下にチャンスを与え成長させる意味においても。)
そのようなリーダーになる卵は
・(企業にあった)頭の良さを持ち、
・(なんでも吸収する)素直さを持ち、
・(人の気持ちがわかる)感性を持ち、
・攻撃力を持っている人だ。
という内容が書かれてた!
攻撃力の意味がちょっとわからなかったけど、いい本です。 -
感銘を受けた本
ただし具体的事例が少ない -
リーダーの本質についての教科書。今読むのと、リーダーになってから読むのでは、印象が違うと思う。優れた人が持っているものは、?状況判断力?意思決定力である。そして、一番大事なことは、「考えること」である。本質を考え、先のことまで考えることが必要。ちいさな変化からでも考えることが出来れば、道は開ける。
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「リーダーシップは学んで掴み取るもの」というフレーズに共感しました。
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これが最近では一番よかったな。