いつまでバグを買わされるのか: 平気で欠陥商品を売る業界の内幕

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478372968

作品紹介・あらすじ

バグは、まぎれもなく欠陥だ!品質を軽視し消費者を騙す、パソコンソフト業界の傲慢を、著名な業界ジャーナリストが厳しく追及する。

感想・レビュー・書評

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  • まず、バグという言葉の歴史について勉強になりました。

       「電気系統の故障という意味でのバグという言葉は、トーマス・エジソンの時代には使われていました」とキッドウェル博士は解説する。「彼は法廷での証言の中で、バグをこの意味で使っています。それは、一八七七年、彼が反対尋問を受けることになった訴訟においてです。また、彼は自分が書いた雑誌記事の中でも、一八七七年に書かれたいくつかの所管の中でも、使っています」

    キッドウェル博士というのは、スミソニアン博物館で「コンピュータバグ・その過去と現在」という展示を企画した人だそうです。

    だから、よく、一九四七年9月9日の朝、格段に暑かったため開けた窓から入った蛾が「マークII」のパネルFの70番リレーをショートさせたのがバグの起源という話がされ、その時のプログラマーである、グレース・マレー・ホッパー大尉がバグの命名者と言われていますが、コンピュータに適用したことはそうかもしれませんが、それ以前に概念としてはあったようです。

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