トヨタ式改善力: 原価2分の1戦略への疾走 (戦略ブレーンBOOKS)

  • ダイヤモンド社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478374269

感想・レビュー・書評

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  • トヨタの本を続けて読んでいるが、根底にあるのは、もはや哲学か。
    やはり、手法を真似してもそれは本質では無く、そこに至るまでの過程がトヨタの強さなのだろう。
    おそらく社員の常識を変える教育があるのでは無いか、それも外資系コンサル会社のような今までの常識を否定するようなやり方では無く、誰でも付いてこれるようなやり方なのだろう。
    こういったことが、仕事場で発揮できるだろうか。

  • 【トヨタが実践する改善の仕方が分かる!】
    トヨタと言えば、世界でも超有名な優良企業である。トヨタが生み出したトヨタ式生産方式は、世界の製造業企業で参考にされている。

    この本では、そんなトヨタの改善力にフォーカスして、如何にして原価を1/2にするかを説いている。理論を述べるだけでなく、その具体例や実践の仕方などが記述されており、非常に読みやすい。

    製造業に従事されている方ならば、是非一度読んでみてはどうか。

  • トヨタ生産方式の実践と指導を担ってきた著者が、トヨタ式改善力の原動力となる姿勢、考え方、取り組みを解説した一冊

    基本的な内容に目新しさは感じなかったが、トヨタ式改善力の主要なポイントは以下のような内容だと理解した。

    ・高い目標を設定すること
    ・目標を達成したら、新しい目標を設定すること
    ・部分最適ではなく全体最適で考える
    ・なぜを5回繰り返す

    上記の内容を実践するに際して最も困難を極めるのは、目標達成後に新しい目標を設定する、という部分ではないだろうか。

    それはつまり終わりなき改善への取り組みを意味する。

    人間は目標の達成感に浸りきってしまうとそこで満足してしまうが、満足することがあってはならないんだろう。

    定期的に読み返して改善力を向上させていきたいと思う。

  • 自分の職場の現状と照らし合わせながら読みました。書いてあることは、真っ当なことばかりですが、実際やるとなると、すごく難しいことは今までの経験でもよくわかります。特に間接部門の改革についての章は勉強になりました。以下備忘録。

    現場のショールーム化
    社員全員が原価意識を持つ
    価格は客が決める➡原価をどれだけ安くできるかで利益が決まる

    間接部門の改革
    ➡とにかく、人を減らす。抜くのは優秀な人。
    ➡誰の為の仕事か?呼びつけるだけで、出向かない人になってないか?

    目的のないコストダウンは社員の気持ちを暗くする。数字を理解させることで初めてコストダウンの一体感が生まれてくる。

    改善の風土は社員を育て、社員からのたくさんの改善提案は間違いなく会社を強くする。

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著者プロフィール

カルマン社長

「2015年 『「トヨタ式」大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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