チーム・キットカットの きっと勝つマーケティング―テレビCMに頼らないクリエイティブ・マーケティングとは?

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 83
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478550229

感想・レビュー・書評

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  • 石井淳蔵著「マーケティングを学ぶ」で成功事例として取り上げられていて、一度じっくり読んでみたかった本。お金を使ってもらう のではなく、「時間」を使ってもらえる ブランドを提供するには。

    めも
    ・ フォトダイアリー法
    「あなたにとって理想的な休憩、お休みはどんなとき?嫌いな休憩、お休みはどんなとき?」というテーマで、写真を撮ってもらって、その写真に感じたことを短く書いてください

  • この本の発行されたのが2007年、
    今から5年前。だがFacebookやTwitterといったSNSはこの頃まだなかった。
    時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、広告・PRも大きく変わった。
    が、クリエイターや広告マンの心得としては不変であり、基本中の基本。

    12/10/15-103

  • 受験生の応援に贈るという文化のレベルにまで到達したキットカットのマーケティングは近年稀に見る成功事例だと思う。その件に関して中の人間の成功秘話を聞けるという意味ではとてもいい本。
    ただ、クリエイティブ・マーケティングについてはやっぱりそういうものかぁ程度の事しか伝わって来ず、とりわけ勉強になったとは思えなかった。
    あくまで雑学として、凝り固まったクリエイティブ職の人を諭すためにはいいと思う。

  • ダイヤモンド社
    関橋 英作


    1、職種意識を捨てよ
    2、クライアントvsエージェンシーの構図をやめよ
    3、同じ考え方で社内を串刺しにせよ
    4、チームダイナミクスを信じよ
    5、コアメンバーと四六時中話せ
    6、全員がクリエイターになれ
    7、クリエイターを妄信するな
    8、消費者が一番自由だと思え
    9、消費者の自発性を引き出せ
    10、消費者に、時間という通貨を払わせよ
    11、消費者のココロにいかに近づけるかが鍵だ
    12、従来の販売チャネルを疑ってかかれ
    13、他社との境界線を侵せ
    14、ニッチをバカにするな
    15、ユニークメディアは学生に聞け
    16、フィーの時代を生かせ
    17、調査が仮説のためにある
    18、ブランド・パーソナリティがいま一番大事だ
    19、ゴールをつくれ
    20、ニュースをつくれ
    21、感動をつくれ
    22、アイデアは数で勝負だ
    23、非常識を愛せ
    24、直感に従え

    だそうな。
    実感できる日がいつくることやら。


    「偶然は、それを受け入れる準備が出来た精神にのみ訪れる」

    いい準備運動になりました

  • キットカットのヒットはどのように生まれたのかが書いてある。
    当時、テレビCMに頼らないマーケティングは斬新であったはずだろう。

  • 広告を制作していくことの面白さを、代理店の立場だけでなく広告主の立場からも改めて教えてくれた気がする。

  • 誰もが知ってるであろうネスレのキットカットの広告の話
    を基にしたマーケティングの本。

    「花とアリス」や「きっと勝つ」に至った経緯が書かれていておもしろい。

    これまでのPUSH式の広告からどうPULL式にするか?
    その中に必要とされるクリエイティブとは?

    クリエイティブ・アイディア
    クリエイティブ・マーケティング
    クリエイティブ・コミュニケーション

    クリエイティブとは最後の出口にだけ使われるものではないということがよくわかった。
    これからの広告活動に求められる役割というものを考えるにはオススメの一冊。

  • 購入者:松木
    「かつては聞いた事のある商品で最近食べなくなった(使わなくなった)商品をいかに再生させるか?」
    そこには、今までの既成概念を捨てて新しく取り組む事が不可欠なのにそれを崩し
    新しい価値観を創造する
    そのプロセスを実際の現場にいるような観点で書かれてある本でした

  • テレビCMが効かない、マスマーケティングが消費者に通用しないと言われて久しいですが、この本はテレビCMが効いていた時代に、中心でご活躍されていらっしゃった筆者が、「キットカット」という仕事を通じて、新しい広告・マーケティングの姿を、1つの成功体験談をもって綴られた、大変貴重な書籍ではないでしょうか。
    <p>
    クリエイティブ・マーケティングのスタンスとして重要なメディアニュートラルの考え方も本書を通して理解でき、これまで軽視されていた「BLT(料金が決まっているマスメディア以外の媒体)」を活用した事例も箇条書きで紹介されています。具体的なアイデアを膨らませるには十分ヒントになると思います。
    <p>
    また、この本は関橋さんが著者になられていますが、本文中何度も出てくるように、チームとしての取組みを非常に重要視されています。岩井俊二さんをはじめ、このプロジェクトに関わったスタッフだけでなく、クライアントであるネスレの社長の寄稿も盛り込まれてあります。クライアント、広告代理店、クリエーターの立場から、どうキットカットという「ブランドを創っていったか」その様子を垣間見ることもできるのも本書の特長と言えます。
    <p>
    この本をきっかけに次世代広告・マーケティングのスタンダードとして、業界が取り組むことができれば、企業も生活者にとっても、イマより面白い世の中になるのではないでしょうか?
    <p>
    広告代理店で働いている方はもちろん、企業の活動を応援するポジションでシゴトをされている方は必読。私のようにウェブサイトのプランニングを仕事にしている人にとっても重要な考え方だと思います。
    <p>
    ※本書に収められている「クリエイティブマーケティングの極意24」「11のアティテュード」は必見!私もアティテュードは、目の前のモニタ横に貼ろうと思います。

  • ***本の所在地***<br>
    渋谷デスク(070326)←UNO棚(070323)<br>
    ***********<br>
    本の所有者:渋谷 太郎

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