チーム・キットカットの きっと勝つマーケティング―テレビCMに頼らないクリエイティブ・マーケティングとは?

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478550229

感想・レビュー・書評

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  • 広告を制作していくことの面白さを、代理店の立場だけでなく広告主の立場からも改めて教えてくれた気がする。

  • テレビCMが効かない、マスマーケティングが消費者に通用しないと言われて久しいですが、この本はテレビCMが効いていた時代に、中心でご活躍されていらっしゃった筆者が、「キットカット」という仕事を通じて、新しい広告・マーケティングの姿を、1つの成功体験談をもって綴られた、大変貴重な書籍ではないでしょうか。
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    クリエイティブ・マーケティングのスタンスとして重要なメディアニュートラルの考え方も本書を通して理解でき、これまで軽視されていた「BLT(料金が決まっているマスメディア以外の媒体)」を活用した事例も箇条書きで紹介されています。具体的なアイデアを膨らませるには十分ヒントになると思います。
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    また、この本は関橋さんが著者になられていますが、本文中何度も出てくるように、チームとしての取組みを非常に重要視されています。岩井俊二さんをはじめ、このプロジェクトに関わったスタッフだけでなく、クライアントであるネスレの社長の寄稿も盛り込まれてあります。クライアント、広告代理店、クリエーターの立場から、どうキットカットという「ブランドを創っていったか」その様子を垣間見ることもできるのも本書の特長と言えます。
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    この本をきっかけに次世代広告・マーケティングのスタンダードとして、業界が取り組むことができれば、企業も生活者にとっても、イマより面白い世の中になるのではないでしょうか?
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    広告代理店で働いている方はもちろん、企業の活動を応援するポジションでシゴトをされている方は必読。私のようにウェブサイトのプランニングを仕事にしている人にとっても重要な考え方だと思います。
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    ※本書に収められている「クリエイティブマーケティングの極意24」「11のアティテュード」は必見!私もアティテュードは、目の前のモニタ横に貼ろうと思います。

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