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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478701768
感想・レビュー・書評
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「まず会社が存在するのが前提だと思ったんです。自分は会社の中で生きていく。具体的には会社の方針や、上の人に『こうだ』『こうしなさい』と言われると、個人の倫理観や考え方と異なっても、最後は従わざるを得ないのです。
あの事件は、あとあと思い起こすと、自分が会社に一体化していく最初のきっかけだったのかもしれません。」
会社との距離感を見誤ってしまい、不正を犯してしまった会社人間の末路。
犠牲、転落、挫折、崩壊(倒産)、再生…普通のサラリーマン(どちらかというと優秀な方)たちがただただ堕ちていく恐ろしい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新聞の連載をまとめたものだから全体のまとまりがないのはしょうがないんだけど…なんか暗くて、しかもこの時期に語られた暗さってこのあとの10年間を踏まえてないからそっちをメインに生きた世代にとっては到底承服できないんだよね(笑)
ま、こういう時代もあったと思うしかないのかもしれませぬが。 -
山一証券のくだりは結構面白かったです。
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