- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478733370
感想・レビュー・書評
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「スーパーの女」伊丹十三、顧客指向性。やりたいこと。
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著者はIBM出身のコンサルタント。
61歳で起業し、たった3年で年商2億円を達成したという
著者としてのコンサルとしての経験からの発信。
得るもの多いと思います。 -
タイトルは若干胡散臭いものの至極真っ当な本であった。
対象がシニア世代の定年を控えた層で独立を考えている人向けであったがこの手の本はなるべく読むようにしているので手に取った。
第1章、第2章はコンサルタントとして独立するための心構えや準備
第3章、第4章が実践的な内容
第5章がすでにシニアコンサルタントとして活躍している方々の声
第6章でまとめといった構成。
ところどころにどこかで読んだ内容が書いてあると感じていたら巻末の参考文献を見て納得。1/3くらいは既に読んでいる本であった。
第3章〜第5章までが自分にとっては特に参考になった。
全体としてうまくまとまっていて読みやすい本でした。 -
著者は、早稲田大学卒業後に「日本IBM㈱」入社。生産部門やコンサルティング部門に従事し活躍。その後㈱日本ビジネスクリエイトに参画し、常務取締役を歴任し、60歳で企業。「ワクコンサルティング㈱」を設立し代表取締役を務め現在に至る。
著書に、「イラスト図解工場のしくみ」「図解よくわかるBOM」「ERP/サプライチェーン成功の法則」等がある。
製造業における技術士としてサラリーマン時代活躍していた著者。30代からコンサルタントとして58歳の時に独立を計画しており、実際に60歳で独立に成功し、製造業のコンサルティングを得意として成功している。
その成功体験を基に本書では、サラリーマン卒業後も働くことを目指す人に、コンサルタントとして独立起業することを勧めている。
仕事の意識からの転換に始まり、コンサルタントの定義、コンサルタントとして求められること等、著者なりに考えた「企業から求められるシニア世代のコンサルタント像」等が以下の6項目に分けて説明されている。
①脱サラリーマンのススメ
②独立後の仕事に迷っている人へ
③コンサルタントとして成功するために
④成功するコンサルティングの秘訣
⑤先輩コンサルタントに学ぶ成功のヒント
⑥生涯現役でワクワク働き続けるために
上記の通り今すぐみんなコンサルタントとして独立せよ!!
というような内容ではなく、基本的にはシニア世代のコンサルタントの需要はあり、定年後の選択肢としてコンサルタントという独立の道を勧めているもの。
もちろん自分が定年を迎えた時にどうなるのかというのは正直見えていない。しかし、著者は今の自分の年齢である32歳の時に既に自分の長期計画を策定しその中で独立を計画している。
何事も目標は明確に!!という著者。
たしかにゴールがあり長期計画があり、そして短期計画でそれに向かって今すべきことを考えて行動に移すというのは王道のやり方。
しかし、それがなかなか難しい。
自分にも計画を立てる必要性があるのは十分に理解しているもののどうしても明確な目標を立てるのに臆病になってしまっている。
目標は明確にし、できる限りは大きな修正はするべきではないという意見と自分なりに目標はその時その時の最善を選ぶために見直しても良いという意見。正直それさえもわからずになんとなくのゴールに向かってやるべきことを考え行動しているのが現実。
「もう少し経てば見える!!」とここまで来てしまっている。
本書はそんな自分の将来についても考えさせられた一冊。
内容は著書の経験が惜しみなく紹介されており、楽しむことができた。コンサルに必要な視点はそんなに特異なことではなく今の時代のビジネスマンに求められることと大きくかぶる部分もある。
迷ってでも悩んででもとにかく前に進むしかない。
前に進む勇気をもらえる良書であった。 -
これ、シニア向け(定年後の生き方)な展開を中心とした内容です。アーリーリタイアを目指している自分の感覚とはいくらか齟齬がありました。「コンサルティングスキルそのものは、一定の分野で長い経験を持っていれば誰でも備えているもの」という前提で話が展開されているのですが、本当にそうなのだろうか・・・?と疑問を感じました。一方で、若くてもコンサルタントができるのは、知識や経験をコンサルするというよりも、ファクトベース&ロジック中心のコンサルティングならでは、だと思うので、どっちがいいという話ではないけど、経験が全て!みたいな話はどうなのかなあ、と思いました。マーケットとしてどのあたりがあてはまるのかがうまく読めなかったからなのかもしれません。ま、独立していきたいと思っている自分としては、全てではありませんでしたが、参考になったことも結構あったので、良しとします。
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※ 未読です。