- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478930533
感想・レビュー・書評
-
第一回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作品。ある経済誌がすっぱ抜いた記事により、40年間務め上げ副社長とまでなった損保会社から訴えられる事態に。かつての保険会社の実態が垣間見える箇所もあり興味を引くが、登場人物やストーリーが少しあっさりしている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思っていたより重い内容
-
ブックオフで1$にて購入。株価を下落させ、外資系企業による買収を容易にするために、外部に対して内部告発を行う広山。そのリークの疑惑を持たれ、窮地に追い込まれる元副社長。老害として君臨する会長も含め、ひと昔前の日系企業の典型であり(外資の脅威も認識していない)、面白い。
-
平成26年11月
-
保険会社の仕組みはほとんど理解できなかったけど、世の中のどの業界も裏空間はほんとに似たり寄ったりなんだな。それにしても登場する女性、貧困で悲しい。
-
前半部分は今後の展開が楽しみ。と思わせたが、後半はあっという間に終わってしまって、はらはらさせる展開が無く残念。
-
若手弁護士が損保元副社長の弁護を担当。ジャーナリストの温情で会社が危機に陥り最後は和解が成立。まあまあ
-
渋谷火災の最高経営会議の議事録が流出し,「法皇」藤田会長の
専横ぶりが経済誌で暴露される。
元副社長の仲田は情報をもらしたと疑われ,会社から訴えられる。
読みやすく,内部告発の是非についてバランスがとれていて
勉強にはなるが,その分あまり後味はすっきりしない。