- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479304579
作品紹介・あらすじ
どんなに満腹でも、食後のフロマージュは欠かさない。仕事は一生するけど、働きすぎは美徳じゃない。いつでも恋していたくて、下着選びも真剣。料理はシェアしないけど、お会計は人数で割る。パリに暮らす著者が、身のまわりのできごとからフランスを描くエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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アジアの島国になんかじゃなく、ヨーロッパの大都市に生まれたかった。
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パリに行きたい!と手に取った。
憧れる部分あり、え!?と躊躇する部分あり、
それでもやっぱり「素敵!」が少し勝つ。 -
パリの人々は、自由。
自分の人生を充実させることに長けている。
自分の時間を楽しむために生きている。
わたしたちも、自分の時間を持ち、楽しみたいが、それには今の働き方が変わらなければならないだろう。
しかしながら、今の日本の、過剰なほど便利で居心地の良い社会は、わたしたちのこの働き方によって維持されているものなんじゃないかとも思う。
これを手放して、フランス型に向かうことはできるのだろうか? -
パリでの生活を知るには良いエッセイ
私はフランス流の生き方に傾倒しているので
読んでて楽しかった -
人種が違うと、街が違うと、
生き方がどれほど違うのかということを感じた。
そんな人もいる、とわかると自分の自由度も広がるし
受け入れる範囲も広められる。
パリは、行ってみたいというより、住んでみたい街になった。 -
パリに育ったのではなく、パリに生活する日本育ちの日本人の視点で書かれたカジュアルなエッセイという点で、極めて読みやすい。パリとそれ以外のフランスは違うとフランス人の知人が言うが、仕事で地方都市に通った経験からはウンウンと頷くことばかりである。
客が待ってるのになんでテキパキできないの?と時々イライラしながら、ここはフランスと納得しかけたあたりで日本に戻ってくると、お年寄りゆっくり電車に乗るのになんでゆっくり待ってあげられないの?と感じるのは、必ずしもわがままではない。 -
ごはん作りたくなる。
そして少し暮らしてみたくなる。 -
面白い。スイスイ読める。
しかし、印象に残らない。
箸休め。