たっぷり甘えてのびのび育つ! 3歳までのかわいがり子育て (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 259-2)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307136

感想・レビュー・書評

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  • 佐々木さんの著書はとても安心できる本です。何冊か読みましたがこれは文庫サイズで読みやすい。



    人の気持ちを大切にされた子は人の気持ちも大切にできる
    子供は自分の言うことをよく聞いてもらうと人のこともちゃんと受け入れられる
    わがままになるのはおとなが子供の声を聞こうとせず十分に甘えさせてあげなかったから

    待つこと過保護OK、か干渉放任はダメ
    今の望みにこたえる
    そのままでいいかな

    自尊心傷つけないこと
    比べない
    失敗しても認める
    できるまで待つ
    できる時期は自分で決める

  • 甘やかすとは。
    わがままにならないかと不安に思っていたけれど、じっくり待とうと思えました。

  • 子育てに限らず、人と接する時の大切な考え方を教えてくれる本だと読んでいて思いました。
    自分に余裕がない時は、相手の表層的な部分しか見えていない状況に気づけない場合もあるかと思います。自分を客観視する大切さを教えてくれる内容でした。
    子どもはとてもかわいいです。かわいいからこそ、自分の思いが届かなかった時に相手が子どもだと分かっていても、感情的になることもあるかと思います。子どもの行動の背景について考えることがとても大切なのだと学びました。
    子どもの成長をサポートしながら自分自身も楽しみながら成長して行くことが子育てには必要なのだと思います。
    「子どもは三歳までに一生分の恩返しをする」と本にありました。もうすぐ二歳になる子どもを想いながら、その通りだなと日に日に感じています。
    同時に自分の親についても感謝の気持ちが高まる素敵な本でした。

  • イヤイヤ期の子供との接し方に悩んで手に取った本。子供の気持ちを優先できていなかったな、子供のペースがあるのに合わせられていなかったななど、反省するとともに心が軽くなった。
    本書に書かれている通り、育児本はこれが正解と言うものはないのだろうから、気に入った部分を参考にさせてもらおうと思います。
    ・甘やかすことによって、守られているという安心感が子供の土台を作る。甘やかすとは子供の望みに応えること。子供が望んでいないのに先回りしてあれこれするのは過干渉。
    ・条件付きの愛情ではなく、そのままを受け入れることが、子供の自己肯定感につながる。
    ・待つことは甘やかしの基本。偏食も無理に食べさせずに食べられるようになる日を待つくらいの気持ちでOK
    ・子供の自尊心を大切にする。できたことは認める。人と比べたり出来ないことを叱ったりしない。
    ・夫婦間のコミュニケーションによって育児のストレスは軽くなる

  • 定期的に読みたい!

  • 読み終えると子どもをぎゅーっとしたくなるような本です。ひとつひとつに新しさがあるわけではないけれど、やはり日々の中では忘れられがちなことのように思います。思いっきり子どもを甘やかして、満たして満たして、幸せに育ってくれたらと願うばかり。自分が親としてできていないことに凹んだりもするけど、ちゃんと自分の頑張りも認める。子どもは親と喜びを共有したいのだ!

  • さくっと読むことができました。
    全体を通して書かれていたことは、子どものありのままを受け入れること、子どもを一人の人間としてきちんと尊重することだったように思います。

    親ができることは、たぅぷりの愛情で包むこと。安心させること。一緒に楽しんで喜ぶこと。
    そして抱え込まないこと。

    定期的に見直して子供との関係を見つめ直したいなと感じた。

  • 少し大きくなったときのことまでのっていた。

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著者プロフィール

児童精神科医。1935年生まれ。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学留学後、国立秩父学園、東京大学、東京女子医科大学、ノースカロライナ大学等にて、子どもたちの精神医療に従事する。現在、川崎医療福祉大学特任教授。
日本で初めてTEACCHを紹介し、普及に努める、TEACCH及び自閉症医療の第一人者である。
近著に『子どもへのまなざし』『続 子どもへのまなざし』『完 子どもへのまなざし』(以上 福音館)『「育てにくい子」と感じたときに読む本』(主婦の主社) 『アスペルガーを生きる子どもたちへ』(日本評論社)ほか多数

「2011年 『出会いでつむぐ私の仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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