フランス人は10着しか服をもたない ファイナルレッスン~「凛とした魅力」がすべてを変える (だいわ文庫)

  • 大和書房
3.62
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本棚登録 : 565
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479308300

作品紹介・あらすじ

100万部のベストセラ―シリーズ最終巻、ついに文庫化! !
まわりに流されずに、気品をもって情熱的に生きれば人生が変わる!

*したくないことは、感じよくきっぱりと断る。
*知性を磨き、美しく装い、心をこめておもてなしをする。
*誰にでも礼儀をもって接し、自分に恥じない行動を取る。

それは、自分に満ち足りて生きるのと同時に、世の中に敬意を示すこと。
まわりにおしゃれな人がいなくても、
家族や友人が理解してくれなくても、
お金がなくても、体形が気に入らなくても、
そんなことは関係ない。
いまこの瞬間から、あなたは変われる。

感想・レビュー・書評

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  • 3冊目
    さくさく読める
    新しいのが出たから読んでみたら
    振り返りとして、よかった。

    パリで学んだ〜を読む事を
    私は一番おすすめします

  • フランス人は10着しか服をもたない1を数年前に読んでいて割と好きだったので残り2冊も、と思い読んだ。
    この本の中で一番好きなのは、「自分の問題と人の問題を切り分ける」という考え方。
    私の好きなアドラーの心理学(嫌われる勇気)の考え方と同じで、ものすごく大切な考え方なのでもっと世の中に広まってほしいと思う。
    この考え方ができるようになるだけで世界の見方は大きく変わるし楽に生きられると思うなあ。

    ダラダラすることが大好きなので、定期的に読みたい。読むとシャキッとしよう、素敵な日々を送ろうと思わせてくれる素敵なシリーズ。

  • フランス人の子育てに感銘を受け、フランス人の生活をもっと知りたくて3巻一気読み‼︎

    箇条書き形式で進んでいくので、速読で読み進められる。日々を楽しみながら丁寧に生活することって素敵だなと前向きな気持ちになれた。読書中や読み終わった後は、明るい気持ちになれたので、娯楽として合間にちょこちょこ読んでみるといいかも。面倒くさい家事も前向きにできたよ‼︎そして、この本で特に私が共感したのは以下。


    ・食べる喜び、情熱を持って食べる、味わうことに集中
    ・個人的なことを話しすぎない
    ・5感でいま、この瞬間を楽しむ
    ・ものの見方を変えてみる
    ・何より重要なのは、気持ちが落ち着くこと
    ・よいお手本となる人に恵まれなかった人もいる。
    ・同じ志を持つ仲間を探してみよう
    ・順調なときは感謝し、思い切り味わおう
    ・シック、凛とした生き方

  • シリーズ第3作目
    常に凛とした姿でいるための心構えが書かれています。
    1作目から読むことをおすすめします。(そのほうが、内容がスッと入りやすいです)

    読むと、本に書いてあることを私もやってみようかな、と思えます。

  • シリーズ最終作
    本当に大切なものは何か?を見つめ直し、フランス人のように丁寧に暮らす為の本。
    ひとつのことに偏らず、日々の生活で気をつけたい事柄やマインドについて書かれており、目の届く所に置いて繰り返し読んでいます♡

  •  4月からの新生活に向けてなにかライフスタイルをシャキッとできそうな本を読みたいなと思ってチョイス。タイトルがしゃらくせえと思って読もうと思ったことも無かったんだけど、アメリカ人が学生の頃の留学経験を書いた本だよ、フランスの貴族の家にホームステイした経験が書いてあるよ、と聞いて俄然興味が出た次第。
     調べたら「フランス人は10着しか服を持たない」はシリーズで三冊出ているとの事だったので一気読みした。時間なくて要点だけ知りたい人は三冊目だけでいいと思うし、留学の話をメインに読みたい人は一冊目だけでも面白いと思います。でも三冊を一気に読むのが一番内容が頭に入りやすいと思う。ちなみにフランス貴族の暮らしを書いた本としてはドメストル美紀さんの書かれた二冊が好きで、こちらと内容がほぼ同じだったので「現代のフランス貴族って本当にそうなんだ!」と母数を上げて知識を補強できた。


     シリーズは一貫して「シック(凛とした態度)に生きる為に気をつけること」を書いていて、タイトルの軽さに反して内容が濃く、(一気に三冊読んだからかもだけど)1日で三冊さっと読もうと思ってたのに夜の数時間では一冊読むのも結構大変だった。これは嬉しい誤算。
     タイトルのワードローブの話とかはまぁ国も文化も環境も違うし、どれもシックに生きるための手段の一つの例として挙げられているだけなので取り入れられそうなところだけ真似してみるのもいいかも、という感じ。私が読んで良かったなと思ったのは「朝食はきちんと座って味わう」「出かけない日でも身綺麗にする」「いちばん良いものをふだん使いにする」あたり。自分は衣食住だと住に重点置いてしまうタイプなのであとの2つもできる限り心掛けていこうと思った。
     芸能人が365日24時間、部屋に一人の時もカメラを意識して生活しているというエピソードとか、お洒落は他人の為じゃなく自分の為にするもの、というのも頭では理解はできるしいいことだな、と思うんだけどあまり自分ごととして体に入ってくることはなかったんですね。でも、「普段からしていると、人前でしても借り物にならない」というのは本当にそうだなと思って、振る舞いもそうだし、服や使ってるものもそうだなと納得した。「ちょっとしたお出かけ」用の服は普段から着てこそ着こなせるようになるのであり、「客用に買ったちょっと良いもの」を普段から丁寧に使うから手付きもおっかなびっくりにならない。なるほど確かにエレガンスというものは空気、呼吸だ。

    ☆明日から真似しようと思ったのは4つ
    ・素敵なナイトウェアを手に入れる(ナイトガウン羽織りたい〜!!)
    ・帰宅後に着替えない(部屋着を持たない)
    ・旅行先でこそお洒落を
    ・ながら食べをしない。味を考えながら食べる。

     結局シックに生きる、凛として生きるにはまず自分を大切にすることが肝だと思うんだけど、他人より自分を優先するのが難しい私には以下の言葉がとても響いた。

    「あなたの都合や事情はあなたにしかわからない。体力や気力の限界も、自分にしかわからない。あなたの予定や優先順位は他人にはわからないことだし、ゆうべは睡眠不足だったことも、他人にはわからない。それなのに無理をしてがんばりすぎてしまったら、つらい思いをするのはあなた自身なのだ。
     他人からの誘いや要求に対して、イエスと言うか、ノーと言うか、正しい判断ができるのはあなただけ。どうしても気が進まないときは、どんなにプレッシャーをかけられても、応じてはいけない。
     できれば、すぐに断ってしまうのがいちばんだ。「せっかくだけど。ありがとう」と言うだけでじゅうぶん。わざわざ言い訳をしたり、適当なうそをついたりしないこと。もし相手が気を悪くしても、それはその人自身の問題であって、あなたの問題ではないから。」

    (シリーズ3冊目150ページより)


     少し長いけれどこの言葉、1ヶ月に一度くらいは写経しようかなと思うくらい、胸に刻み続けたい。したくてもできないことが詰まってる。でもそれってつまり私は現時点で①自分大切にすること②相手を信頼すること③自分と相手に自立を確信していること、の三つに自信が持てていないのだな、と思った。これは今後の指標にしたい。

     いつも自分を整えておくことは自分自身や日常生活で出会うすべてに対して敬意を表すこと、ということを覚えておきたい。
     思いのほか読み応えがあり、良い時期に良い本の選択をできたなと満足感がある。また一年頑張ろう。

  • 文化が違うため、全ての実行は難しいが、素敵に生きていきたいと願う人であればとても参考になると思う。
    堕落していくことは簡単だが、自身に誇りを持ちながら日々を過ごしていくことは難しい。そんな中でも保っていく道筋を見せてくれると思います。
    定期的に読んで、好きな自分で日々を過ごしていきたい。

  • 28
    毎日の中で、凛とした態度や振る舞いを心がけていると、人生が豊かになっていく。
    →得をするためではない。私が人生に望んでいる変化を起こすため。
    38
    人が見ていない時の過ごし方が重要
    → 一人でいる時の振る舞いに気をつける(外出の予定がなくても髪をとかし、素敵な服を着る)ことで、望ましい行動が己の一部として定着していく
    44
    楽な服装をしているとき「わたしのことなんか見ないで」
    →「いつも身綺麗に、自分らしいおしゃれをしよう」という心掛けから凜とした魅力は生まれる
    49
    いつもおしゃれな私→周囲への刺激になる
    54
    家の中でもきちんとした装いでいる
    →子どもの思い出に残るのは家にいる時のママ
    55
    自分が持っている一番良い物を普段使いにする
    103
    身だしなみを整えること
    =自分を大切にすること
    =自分が周囲から大切にされていることを表現すること

    持っていてなんとなくもやもやする服を捨てることができた!

  • 挙げられている「凛とした」作品や映画やテレビ番組リストを見て、凛とすることがわからないようなわかるような

  • このシリーズも3冊目。もはやタイトルとは離れてしまい、フランス人は〜という本ではなくなっている。書いていること自体は良いことなのだけど、フランス人の哲学的なものを知りたかったという私の目的は3冊全て読んでも果たせなかった。

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