ぶらり、世界の家事探訪<ヨーロッパ編> (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479308898

感想・レビュー・書評

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  • 私は海外に行くのは怖いけど
    行ってみたいと思える本。
    観光だけでなく、暮らしを中心に書いてるところが興味深かった。
    家事は暮らしの基本。その通りだと感じた。
    他の国のも読んでみたいと感じた。

  • 海外暮らし体験の記録。60〜70代で単身、ホームステイに飛び込んで行き、楽しみ尽くす姿勢がとても新鮮に感じる。
    家族内でのこどもの役割を勉強だけに収めず、社会参加や協働の視点からも、自然と家事に参加する環境が作れたらなあと思う。

  • 著者の阿部さんは、薬剤師として働く傍ら「生活研究者」として世界の家事や暮らしをリサーチされている方。「暮らしの実像を知りたい!」という思いで、70歳を越えても、世界中のいろいろな家庭にホームスティをして暮らし体験をしているという、驚きのバイタリティの持ち主。
    この本には、フランス・ポーランド・フィンランド・ノルウェー・イタリアのヨーロッパ5カ国での暮らし体験から見えてきた、それぞれのお国柄や生活様式、料理、家族での仕事や家事の分担など、リアルな暮らしぶりが綴られている。

    ヨーロッパでは、惰性でなく自己表現として、自分で暮らしを選び取って生活している人が多いこと、仕事だけでなく家族と過ごす時間を大切にしていること。そして共働きが多いせいもあり、男性も家事に積極的に参加していて、性別に関係なく、家族みんなが自分にできる家事を当たり前に分担していること。子どもも、家事を身につけるのが小さいときから当たり前になっていること。
    そのほかにも、それぞれの家庭での日本とはまったく違う生活様式やご飯のメニューなど、驚きや発見がたくさんあり、視野が広がった。

    読んだあと、我が家でもこれからは積極的に、男性陣にも家事をやってもらおう…と思った私。夫はもはや、手遅れな部分もあるかも知れないけれど…笑、少なくとも息子には、生きる力として家事を身につけさせねば、と強く思った。
    ヨーロッパだけでなくアメリカ編、アジア編など、ほかの地域のものもぜひ読んでみたい。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055845

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著者プロフィール

阿部絢子(あべ・あやこ)
1945年、新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。薬剤師の資格を持ち、洗剤メーカーに勤務した後、消費生活アドバイザーの経験を生かして、科学的かつ合理的な生活提案をしている。食品の安全性や家事全般の専門家として、テレビ、新聞、雑誌等で幅広く活躍。また、世界各国の家庭にホームステイをしながら、その国の暮らしや環境問題を研究している。主な著書に『キッチンに一冊 食べものくすり箱』(講談社+α文庫)、『「やさしくて小さな暮らし」を自分でつくる』(家の光協会)、『始末な暮らし』(幻冬舎)、『老いのシンプルひとり暮らし』『老いのシンプル節約生活』(大和書房)他多数。


「2022年 『ひとりサイズで、きままに暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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