人生をもっと“快適”にする 急がない練習~「がんばりすぎ」をやめる47のヒント (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479320302

作品紹介・あらすじ

いつ、どんなことが起こっても、マイペースで心おだやかに過ごしたい。
仏教は、そのための“レシピ”なのです。

著作累計100万部の和尚が伝える「自分のこころ」の守り方。

いつも何かに急かされている気がして、ストレスを感じる。
思い切り休みたいけど、のんびりすることに罪悪感がある……。
とかく効率化を重視するのが現代社会。
時にそんな気持ちになったとしても、無理はありません。

しかし、仏教は、心をおだやかにしたいのなら、なるべく「苦」からは脱したほうがいいとします。
お釈迦さまからの「肩の力を抜いて、ホッと一息つけるヒント」を、本書から探してみませんか。
・あなたを急かしているのは「他人」より「自分自身」かも?
・「急かす人」「自分のペースを乱す人」……ちょっと困ったへの対処法

感想・レビュー・書評

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  • 急がず、心穏やかに過ごすためのあらゆるヒントが書かれています。目新しい解決策が書かれているわけではないですが、仏教の考えが元になっているので、心にストンと落ちます。

    ・自分らしさも、社会も、環境も、全部変わっていくのだから、自分らしさにはこだわらない。

    ・逃げると思わずに、今より高い目標を達成するためにその場を去ると考える。

    ・こだわりとはその場から動かないこと。同じ状態にこだわれば心が乱れる。

    私はべきべき人間だなと思うことが多いので、諸行無常の考えはどれもこれも心に染みました。メモしようと思ったら全部メモしたくなるくらい。おすすめです。

  • とても大切なことが書いてあった。
    急がない。それは時間に転がされないこと。ハムスターがローラーの中を一生懸命に走らされて転ぶのと同じこと。
    焦らずに自分が時間を転がすこと。
    焦らずにいるには、急いでも焦ってもたいして時間の差はないという意識をもつことが必要。また、急いでやると感性が鈍ると思う。
    時間に支配されるのではなく、自分が時間を支配することを心がけたい。

  • 《私が気になったこと要約》

    ■苦労はすぐに抜け出した方がいい。

    ■できないことは練習して上達すればいい

    ■人との線引きをする練習
    話かけられたら「OK」「良かったね」
    とスタンプ押すぐらいのライトさでOK!
    自分から深入りしなくても大丈夫!

    ■弱さを認めることが強さ

    ■人生は丸ごと回り道みたいなもの
    (上手くいかなくて当然)

    ■早くすることが良いことだと植え付けられた
    だから、のんびりすることに罪悪感が沸いてしまう
    そして、緊張状態が続いて疲れてしまう

    ■急ぐことと同じぐらい
    比べる、こだわる事は苦に繋がる

    ■限界を超えてクタクタになる経験をするから
    自分にとってのほどほどが分かる

    ■人生を楽しみたいなら急がないこと

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著者プロフィール

●真言宗豊山派元結不動密蔵院 住職
1958年、東京都江戸川区生まれ。大正大学を卒業後、英語教師を経て、江戸川区鹿骨元結不動密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所研究員。真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。『気にしない練習』(三笠書房)、『ためない練習』(三笠書房)、『感情的にならない生き方』(PHP研究所)、『心がすっきり かるくなる 般若心経』(永岡書店)、『1日5分 朝の「般若心経」写経手帖』(ナツメ社)、『般若心経、心の「大そうじ」』(三笠書房)など著書多数。

「2017年 『看護師のための般若心経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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