アインシュタインの宿題

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 44
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479390794

作品紹介・あらすじ

大切なのは、発想の転換だったんだ!「神はサイコロ遊びなどしない」「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」…アインシュタインの残した数々の言葉を入口に、相対性理論からブラックホール、量子力学から宇宙論までをやさしく解説。おもわず目からウロコが落ちる、滅法おもしろい科学の本。ミステリー小説よりスリリングな「知の冒険」。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館借覧。
    他の著書でも言えることだが、この著者のすごさは、一見難しい原理や考え方の説明が、馴染みある例えやユーモラスに富んだ文法で展開されて、実にわかりやすいところ。

    例えば「7:最も有名なアインシュタインの式」の冒頭で、某アニメの某作戦が出てくる他、ある程度理数の知識も必要だが、とても面白く読める。

  • 読むのにすごく時間がかかった(汗
    読んでるうちは、ブラックホールが何者なのかとか
    何となく分かったような気がするけど
    読んだ後は、頭に残ってないところが何とも・・・・。
    基本にある程度の理数系の知識は必要かも。

  • ←このおっさんほんとにすごい。
    ブラックホール、歪む時空間、光粒子仮説といったむずかしそーな話のポイントどころが、高校物理の初歩ぐらいでほぼわかります(自分は生物受験)。
    数式はほとんど出てこず、アインシュタインの名言を織りまぜてかゆい所に手が届く解説。おもわずすごい!といいたくなる。相対性理論に興味はあったけど難しそうで勉強する気にはならないという人、知ったかぶりするには十分すぎるほどの内容です。

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著者プロフィール

大阪教育大学教授,理学博士,専門は理論宇宙物理学,とくにブラックホール降着円盤と宇宙ジェット.
 1956年宇部市生まれ.1978年京都大学理学部卒業,1983年京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学専攻)博士後期課程修了.日本学術振興会特別研究員,大阪教育大学助手,助教授を経て,2004年4月より現職.
【主な著書】
『アインシュタインの宿題』(光文社,2003年),『となりのアインシュタイン』(PHP研究所,2004年),『100歳になった相対性理論』(講談社,2005年),『科学の国のアリス』(大和書房,2005年),『シネマ天文楽入門』(裳華房,2006年),Black-Hole Accretion Disks(共著)(Kyoto University Press, 1998, 2008)ほか

「2007年 『光と色の宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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