- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479392019
感想・レビュー・書評
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常識というものは、時代や国、地域が違うと変わるものだ。当たり前と思っていたものが実は違っていたりすることはよくある。今回の本は、頭の体操、感情の活性化に役立つ本だ。あのフジテレビ系列で放送されている「ホンマでっかTV!」のレギュラーの一人として出演されている武田先生の本だ。
既得権益を持っているいろいろな人や団体にとって都合の悪いことが列挙されていて、命が狙われたり、「シナリオライター」が書いた筋書きで逮捕されたりしないか心配になるが、今のところ大丈夫なようだ。
読んでいて気になった点がある。それは、年金制度について「道理的に奇妙なもの」と述べていることだ。その理由は、自分が年齢を重ねて働けなくなったからと言って、他人に自分のお金を工面してもらおうという事自体が変だからとある。それでは、どうして年金制度が出来たのだろうかと思ってしまう。
社会保険庁の存在意義のために年金制度があるような気がする。訳の分からない保養施設を作ったり、「渡り鳥」のために特殊法人を作ったりと支払う人にとって害のあることをしているのに知らん顔を決め込む有様。
ほかにも驚くべき「神話」がある。それは、コラーゲンを食べたところで、綾瀬はるかや桃井かおりのような肌になることはなく、マイナスイオンも信心もイワシの頭からという程度のおまじないで、実際の効果はないことだ。スポンサーには頭の上がらないマスコミには、なかなか批判できない分野なのかもしれない。
世の中には「不都合な真実」がたくさんあるのだなあと改めて痛感させられる今回の本だ。
武田先生のサイト
http://takedanet.com/
ホンマでっかTV!
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/honma-dekka/ -
論点のすり替えが多かったから途中で読むのをやめてしまった。
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先入観や誘導によって
「事実」と勘違いされていること
知らないうちに騙されていること
その中身や原因、背景を述べている本。
1章 食品リサイクルという問題
2章 ゴミ問題なんてないという問題
3章 でっちあげ騒動ダイオキシンという問題
4章 預金するとお金はなくなるという問題
5章 年金がなくなったという問題
6章 政治家が金儲けするという問題
7章 エコは幻想という問題 -
10.10.17読了
池田
時間1h
評価△
ゴミ問題やリサイクル、年金問題など、マスコミや政府がいっているイカにも正しい事が、嘘くさいぞ!なぜならかつてのダイオキシンやチクロが結果嘘だったことも、今では語られない。誰かが儲かる話であったりするので気をつけよう。
といった本。
知っていることも多いが、ここまでよく書いたねと言いたかったが、ちょっと読みづらい。残念。
目次
1 食品リサイクルという問題
2 ゴミ問題なんてないという問題
3 でっちあげ騒動 ダイオキシンという問題
4 預金するとお金はなくなるという問題
5 年金がなくなったという問題
6 政治家が金儲けするという問題
7 エコは幻想という問題
武田 邦彦
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒後、旭化成工業(株)に入社。同社ウラン濃縮研究所長、1993年芝浦工業大学工学部教授、2002年名古屋大学大学院教授、2007年より中部大学総合工学研究所教授、多摩美術大学非常勤講師、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員、名古屋市経営アドバイザー -
ううっ。長生きは毒ですね。
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個人的にはコラーゲンの記載がツボだったな。