- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479392682
感想・レビュー・書評
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気分転換にサラッと読めるかなーと思って図書館で借りたら、思わずうるっときてしまいました。
今、「おっさんレンタル」のHPを見てみたら、創業11年目になっていました。
西本さん以外のおっさんも多数いらっしゃるようで、あれから拡大したんだなぁ…と感慨深かったです。
新しいことを始めることはすごいことです。
知らない人からの依頼を全てこなすということはすごいことです。
なんだかすごすぎて、勇気をもらえました。 -
http://naokis.doorblog.jp/archives/ossanrental.html【書評】『「おっさんレンタル」日記』〜40代が仕事に対する姿勢を再確認する本
<目次>
第1章 「おっさんレンタル」、スタート!
第2章 困った依頼をかいくぐれ!!
第3章 「最近の若者は」なんて、悩む彼らに言えない
第4章 家族をつくる 家族と生きる
第5章 いま、「新しい人生」を生き始める
<"おっさんレンタル"4つの基本>
?「スキル・経験が有り、結構イケてる」と勘違い中のおっさんを、
1時間1000円からレンタルできるサービス
? ご注文は、ホームページから注文カートに入れるだけ。お支払いは代引きで
?直通ダイヤルにかけると、声の高いおっさん(47歳)が電話に出ます
?遊ぶのも良し、話すのも良し。暇つぶしにいかがですか?
2015.06.27 Facebookで流れてきて。
2015.09.19 読書開始&読了 -
知る人ぞ知るサービス・職業「おっさんレンタル」、その実態が実体験のもと記されている。
「スキル・経験が有り、結構イケてる」と勘違い中のおっさんを一時間千円からレンタル出来るサービス。
読む前は、面白可笑しく書かれたエッセイだろうというイメージだったけど、思っていた以上に人間ドラマに溢れていた。
相談に乗ったり愚痴を聞いたりする事が多いため、「話を聞くだけでお金を貰える仕事」と批判されたり、試されるような過酷な依頼が来たり、かなり重い人生相談を受けたり、生半可な気持ちでは出来ない仕事の上に理解され難いという実情も伺える。
著者は家族の理解に恵まれていて、だからこそ生じた甘えを自覚して反省したり、本当に家族とこの仕事を誇りに思って大切にしている様子が伝わり、好感が持てた。
この副業をしなくても本業がきちんとあり、家庭もあり、しなければならない必要に迫られて始めた仕事ではないにも関わらず、必然だったように著者とこのサービスを始めた事と依頼者達は結びついた。
その結果著者は「人は誰かに必要とされる、認められることで、本当に生きてる実感を持てる」という気づきに行き着いた。
今日もどこかでレンタルされたおっさんが、予期せぬ大変な依頼や、素敵な体験を積み重ねているのだろうと思う。 -
妻の友人の薦めで読んだ。1000円で主人公(おっさん)がレンタルされ、そこで出会った人や家族との話。レンタル先で悩みを聞いたりする仕事をするうちに、最終章では仕事への向き合い方や家族や自分自身について考え直すようすがよかった。
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おっさんレンタルという商売は、何かのメディアで聞いていたので、どんな依頼が来ているのか興味があって手にとってみた。
書籍にする際には、良い話ばかりまとめているとは思うが、心温まるエピソードが多く掲載されている。 -
著者のビジネス(?)を綴った本で、かなり前衛的。いまの時代、すごいな。自分をレンタルしてもらってお金をもらうなんて、そんなやり方ができるんや。この本だけ読むと、めちゃくちゃ力の抜けた生き方をしてて、うらやましい。でもまさに、自分という人間を売るという意味では、いちばん本質的で、原始的な働きなのかなとも思う。
読み終わって写真見てみたら、たしかにかっこいい顔してびっくり。本の中で、イケメンですよねって若者に言われてたのも納得。