ごみ清掃芸人は見た! リアルでゆかいなごみ事典

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 106
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479393573

作品紹介・あらすじ

ごみ清掃芸人・滝沢秀一による、
笑いあり、哀愁あり、ドラマありの、ごみ事典!

ごみにはふか?い物語がある。
【アイドルのうちわ】悲しいほほえみをたたえたアイドル
【9%チューハイ】「ほろよい」を幅寄せする「ストロング」
【卒業証書】卒業した記憶ごと捨てるサムライ
【突っ張り棒】寿命か、はたまた霊の仕業か
【パソコンラック】清掃員の腕が鳴る立体パズル
【防犯ブザー】緊急事態を知らせる清掃車
【ミートソース】本邦初公開の2種類のごみ汁
【流木】1本3000円か0円か!

ごみから見えてくる生活や人間模様を面白おかしく語りながら、
396個のごみにまつわる豆知識や分別方法をまとめた、毎日使える1冊!

感想・レビュー・書評

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  • ゴミ清掃員と芸人を兼業している作者が、実際にゴミを収集している際に、驚いたことや思ったこと、考えたこと、物品ごとのゴミの分類も書いてあり、とても楽しくSDGSについて学べる本だった。
    お守りや買っていたペットや昆虫の死骸が実際にゴミとして出されていることもあると書いてあって、とても驚いた。

    ゴミの分類、そしてゴミの中身から、そのゴミを捨てる人には、どのような背景や生活があるのかを知るきっかけとなることを学んだ。

  • 物をゴミにしてしまう 人間の心理が垣間見えた…
    ある意味 赤裸々に自己表現しちゃっているのだと
    感じました。
    そして清掃員さんに感謝!

  • ただの分別事典ではない。
    ゴミ清掃員ならではの視点を交えて解説、感想、考察があり楽しく読めた。

  • からしの項目は、自分のことかと思たw

  • ゴミについて、清掃員さんの苦労や危険について、楽しみながら勉強できた。紙皿の汚れを落とすことや、竹串の捨て方など、なるほどと思った。ゴミを減らせるよう、綺麗に捨てれるよう意識していきたい。

  • 著者が実際に回収したゴミと、それにまつわるエピソードを並べた本。土や石は回収出来ないというのは知らなかったが、それ以外は特に学びも驚きもなく。家で眠っている子供用のトランポリンのことを思い出させてくれたことには感謝。

  • 実際にあったゴミとそのエピソード、正しい分別方法を紹介しており、笑えて分別の参考にもなるいい本です♪意外に悩むごみの分別ですが、実際の事例を見ることでよく分かりました。

    また、実際の事例以外にも本当の事典のように各章末に、ゴミ分別リストが載っており、驚きです。アイテムごとに添えてある滝沢さんの一言も、秀逸です。

  • フードロスとかプライバシーとか、ごみ収集員さんの目線からしか気づけないこともあって面白かった。こういう声が社会にもっと届いてごみや環境について考え直す人が増えて欲しい!一冊あっという間に読める。

  • 具体的なゴミの名称とそれにまつわる清掃員ならではの思い出や捨てる際の注意点が面白い。

    これを読んでいたら家族から、またそれ読んでるの?って言われたけど、こないだとは別のゴミ本だから。本書はより実用的になっていて分別わかんねー!って人は必読。

  • めっちゃ面白かった!こんなにゴミで笑うことある?捨てられているゴミにゴミ清掃員からのコメントが面白い。しかもご丁寧にあ行から、頻出度や分類まで書いてある。回収出来ないゴミというものがあって買う時に捨てることを考えなければいけないことや、ゴミから色々な情報が分かってしまうのは考えさせられる。それにしても世の中には色々なゴミがあるんだなあ〜

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著者プロフィール

1976年、東京都生まれ。1998年、西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。2012年から芸人を続けながらゴミ収集会社に就職。『このゴミは収集できません』(白夜書房)、『ゴミ清掃員の日常』(講談社)などゴミ収集の体験記を数多く出版。「THE MANZAI」2012,14年認定漫才師。2020年、環境省「サステナビリティ広報大使」に就任。ゴミを減らす活動や、SDGsに関するさまざまなアクションを共有・実践できるオンラインコミュニティ「滝沢ごみクラブ」を開設。

「2023年 『地球と人にちょこっとやさしくなれる365日 アクション!今日も、身近なSDGs!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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