子供を愛しすぎてダメにする親―わが子を「自立」させないと、何が起きるか!
- 大和書房 (2000年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479780663
感想・レビュー・書評
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すべての人に読んでほしいけど、あえてあげるなら
・今子育て中の人…虐待と紙一重の愛しすぎを避けるために。
・わが子問題に悩んでいる親…解決のヒントがあるかもしれません。
・自分の性格などで悩んでいる人…親との関係が原因かもしれません詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供を愛する=自分の支配下に置きたい、と無意識に考えている親がいる。
本人も子供も愛情で成り立つ関係と感じているし、良い関係で成り立つように見えるが、
親→子供が離れてしまうことを受け入れられない
子供→親から離れることが悪いことと感じる。
結婚した際、配偶者に対して、親から受けた同じ愛情を求めるが、得られないと分かると、親へ助けを求めたり、配偶者を激しく批判することがある。
親は、自分の全てを犠牲にしてでも、子供へ尽してしまうことがある。しかし、これは子供へ悪い影響を与えることが多い。共依存に陥ることも多い。
子供は、親から全てを与えられることになれると、自分で考える習慣がなく、悪いことは責任転嫁、失敗に弱い人間になり、大人になっても、独り立ちが出来ない。
子供を信頼し、親と子供は違う人間で、独り立ちすることを促す教育をする必要がある。親は子供を支配するのではなく、背中を押すように意識する。
愛情を減らすことや、距離を置くこと、子供に一人で悩ませることを経験させることも、大事なことである。
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発達心理学