「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 383
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782872

作品紹介・あらすじ

主食系、加工食品、お菓子、飲みもの、調味料…あらゆるジャンル150品目、食品添加物160種類を総チェック!!

感想・レビュー・書評

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  • 食べていい、だめ の線引きが主観的すぎ

  • シンプルで分かりやすい。
    が、読み進めるうちに「添加物を避けるなんて無理」と悟れる本。
    焼売弁当が何故腐らないかとか、コンビニおにぎりのご飯がいつ迄も白い謎が解明できて良かったなーとは思った。これまで美味しいと感じていた食べ物が如何に添加物塗れかゾッとするけれど、逆に考えればそれだけ化学が進歩した証拠とも言えるので、ちょっと複雑な気分になる。

  • とても見やすくわかりやすい。
    以前から勉強したいと思っていたのでとてもためになりました。
    しかし、読み終わってからスーパーに行けば、びっくりするくらい買うものが無かったので、ほどほどに気をつけようと思います。

  • まだ途中だけど、勉強になるけど本当に食べられるものが少なくなる(汗)
    なのでほどほどに気をつけようかと。
    ただし、添加物を動物実験で『注射したら発ガン』とか『点眼したら失明』とか、それは安全なものでも危ないんじゃ…という書き方で不安をさらに煽ってる感じもした。

  • 渡辺雄二 著「食べてはいけない 食べてもいい 添加物」、2014.7発行。「食べてはいけないもの」「中間のもの」「食べてもいいもの」に分けて紹介されています。私が毎朝大好きで、なおかつ身体にとてもいいと信じて食べ続けてる「おかめ納豆 極小粒」、無添加だそうですw。でも、たれ(調味料)とからし(ウコン色素)はNGで、醤油を使うべしと(苦笑)。折角ですから、明朝からそのように(^-^)

  • 添加物の辞書的な本

    普段の生活で気にするところを抜き出し

    コンビニおにぎりはシャケか昆布
    菓子パンはあんパンかメロンパン
    甘栗むいちゃいました
    ナチュラルチーズ
    無添加ナッツ

    飲みたいときは無添加で
    豆乳
    ワイン
    野菜ジュース

  • 最初の方は良かったけど、途中から添加物の知らない名前とその説明ばかりだったので全く興味が湧かなくなってきた。

    なんとなく知りたかった感じだったので。

    「食品添加物の影の側面」

    動物実験では急性な中毒や死亡、発ガン性、臓器の異常などが指標に安全性が確認されているが、動物の感じる微小な「不調」などは確認できない。

    頭が痛い。鈍痛がする。気分がなんとなく悪いなどの不調の原因などは、もしかしたら添加物が起こしているのかもしれない。




    ・魚卵には含まれるアミンと言う物質が多く含まれて居て、それが発色剤である「亜硝酸Na」と反応して発ガン性物質のニトロソアミン類が出来やすい。

    ・海外産のオレンジ、レモン、グレープフルーツなどは何種類もの防カビ剤が使われていて毒性が強い。

    ・漂白剤である「次亜塩素酸Na」は胃や腸を刺激して粘膜を荒らす。

    ・医薬品や医薬部外品などに含まれる「安息香酸Na」は毒性が強く、痙攣や尿失禁などが起こる。

    ・甘味料の「スクラロース」は有機塩素化合物の一種で自然界に存在しない。
    体の中で分解されにくく、免疫力を低下させる可能性がある。
    「アスパルテーム」は、免疫力低下、脳腫瘍や白血病の可能性も。

    ・うま味調味料の「グルタミン酸Na」は一度に大量に摂ると顔から腕にかけてのしびれや熱さを感じたり、全身がダルくなる可能性がある。

    ・煮干しなどの乾燥した魚はオメガ3が酸化して過酸化脂質になる。
    酸化防止剤である「BHA」なども使われていて、発ガン性物質にもなる。

  • 小田公民館

  • 添加物といっても天然成分から抽出したものもあり、そういったものは自然界にあるため比較的安全という。
    添加物というだけで何でもかんでもNGということではなく、誤解を生みがちなものもある。
    ただし、食べてもいいとの判断は、添加物にたいしてのみなので、実際は、栄養面から食べない方が良いというのもOKになっている。

  • 本年度19冊目。

    妻の祖母に進められて読破。やはり大切。家族の健康を守るためには知っておきたい知識が満載!

    知ってるのと知らないのは大きな違い。

  • ほとんど食べないものばかりだったので安心したが、とりあえず、繰り返し同じものを食べなければ大丈夫かなぁ、と思う。

    びくびくしながら食べたら、ますます体に悪そう。
    それに、ほかの本を読んだらこれもダメ、あれもダメ、ってなりそうだし。

    基本、朝と昼は自分で作るもので、手作りを中心にしているし、魚や納豆をなるべく食べるようにしているから、健康的だと思うんだけど、どうかな?
    お菓子を食べ過ぎちゃうのはどうしても変えられないから、せめて普通の食事は健康的にしようっと。

  •  日頃、口にするだけにどんなものが入っているのか気になる添加物。いろいろ具体的な商品とともに口にしてはいけないものと口にしてもいいものを紹介しているので、分かりやすい。
     
     一見、健康に良さそうに見えるものがある。それはダイエット甘味料だ。著者曰く「やせても健康を害しては意味なし」と述べている。脂肪のダイエットよりも寿命のダイエットで人生の旅立ちをアシストされても困る。

     L-グルタミン酸Naというよく「調味料(アミノ酸)」の表示でおなじみの物質は、「一度に大量にとると、敏感な人の場合、中華料理店症候群になることがあります」と指摘している。中華料理店症候群とは、体にしびれや暑さを感じて、だるくなる症状の事を指す。テレビCMで見かけるあの大企業だけにテレビ局や新聞社はなかなか指摘できないなあ。

     驚いたのが、駅弁。腐るのを防ぐために、保存料のソルビン酸K (カリウム)が使われていて、見た目を良くするために漂白剤を使って「薄化粧」して整えているといった具合に、体によくないものを使用している。著者は、駅弁を食べて何度もゴロゴロと腹が痛くなったり、胃が不快になってしまい怖くなって食べられなくなっていると述べている。

     プリンに関しては△の評価を下している。と言うもの、ゲル化剤の増粘多糖類によってあの食感が作られていると言う不都合な真実が語られています。著書では取り上げられていませんが、高級食材を売っている店として有名な成城石井。そこのプリンは、変なものが入っていない「雑味なし」で安全です。ただし、1個230円ぐらいします。スーパーで安売りしているプリン数個分に相当しますが、健康のことを考えると量よりも質だな。

     後半では、食品店怪物早わかりリストが載っています。これは思ったらペラペラめくって見てどんなものなのか見てみるといいと思います。添加物を体にため込んでもポイントがもらえるわけではないのだから。

    成城石井

    http://www.seijoishii.co.jp/

  • 加工された食品はほとんどだめですね

  • 東久留米Lib

  • これを読むと本当に食べるものがありません。自炊以外に。と思わせるほど世に出回っている加工食品のひどいこと。とはいえ便利さを求めた消費者にも問題がないとはいえない。企業は売れるものを作りますから。

    食品会社からの一方的ないい部分だけをうのみにせず、最終的には自己判断で買う買わないを選べるように消費者も勉強しておくべきだと改めて思わされてしまう内容。

    構成としては片面1ページに対して1つの食品を取り上げ、どういうところがいけないのか著者によるコメント。下方にその食品の添加物を危険度付で表記。だいたいの商品が同じ問題であることが多く、頻出する添加物は決まっていますが、これもだめなの?というものもあります。調整豆乳がだめなのは意外でした。さいわい豆腐に使われている添加物は問題なし。そう、添加物といえども全てがダメなわけでなく、天然由来のものもあります。『食品の裏側』という本を以前紹介しましたが、これにもあるようにカタカナ表記の多い化学的な名称のものはだいたいダメみたいです。

    微量しか含まれていないと言えども食べ続けると蓄積され、人間の力ではどうにもならないことになるおそれも。添加物によって安く腐らせずに食品を作ることができるのだから何がいけないの?と思ってる人もいるかと思いますが、さて目の前の安さにとびついて食べ続けた結果、健康を損ねたり、免疫が落ちたりして病院に通わなくてはならなくなった時、果たして安く済むか。その時はそんなこと思わないし、もちろんその病気が添加物のせいだとは一概に言えない。なのであくまで自己判断。その判断を下す時に知識があるのとないのとでは選択肢が違ってきます。個人的には自然のおいしさを知っている人の方がかっこいい。化学調味料がおいしいといったところで、だまされてますやんって思ってしまいます。

  • 201410 なるべく気をつけるようにはしたいけど、好きなものばかり。
    そんなにセーブして健康なものばかり食べていて楽しいかなぁ。
    怖い本。読まなきゃよかった。

  • ずっと気になっていた
    呪文のような添加物名が
    何のために入っていて、どう体に悪いか
    知れてよかった
    最後の五十音順リストがわかりやすい

  • 赤マークのものだけノートに書き写した。
    動物実験の結果をどう捉えるか。人がどうこうではなくて自分はどうかと考えて、本に書いてあったからではなくて、自分で咀嚼して自分の考えで判断していきたい。
    食べ物で体はできている。それに不具合を起こしかねない添加物。そもそもが、企業や諸外国の利益優先で国民の健康ファーストではないから、それを踏まえた上で判断しよう。

  • 全てを無くすのは難しいけど、知らないのも怖いから読んだ。できると物から避けていく。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 【この本のお気に入り】
    ◎動物実験では添加物が人間に及ぼす微妙な影響は分からない。
    ◎添加物を使用禁止になると困る企業がたくさんある
    ◎発色剤の亜硝酸ナトリウムにご注意!

    【はじめに】人間で安全性は調べられていない
    ◎動物実験では添加物が人間に及ぼす微妙な影響は分からない。
    ↳人体実験を行うことができないから。
    ↳結局、「害はないだろ?」程度
    ◎食べてはいけない/食べてもいい添加物
    ↳2016年時点で添加物は800品目を超えている
    ↳使用禁止になると困る企業がたくさんある
    【1章】「食べてはいけない」添加物の食品
    <大定番、コンビニのおにぎり>
    ↳とくに、明太子やたらこは要注意!
    ↳発色剤の亜硝酸ナトリウムが使われている
    ◎亜硝酸ナトリウムとは?
    ↳毒性が強く、魚卵に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という強い発がん性物質に変化する
    ◎どうしても「コンビニおにぎり」食べたい時は…
    ↳鮭や昆布などの添加物が少ないおにぎりを
    <コンビニ弁当>
    ↳おかずの倍くらい添加物が入っている
    <駅弁>
    ↳なんで常温のお弁当が腐らないの?
    ↳著者はこれまで駅弁を食べて何度も腹痛や下痢に襲われてとうとう怖くて食べられなくなってしまった とのこと
    <菓子パン>
    ↳とても食事代わりにならない
    ↳ソルビン酸Kは細菌の遺伝子を突然変異させることがわかっている
    <カップ麺>
    ↳添加物ばかりか、容器に問題あるのも
    <ハム/ベーコン>
    ↳よく使われる食材だけに要注意!
    ↳亜硝酸ナトリウムが胃の中で発がん性物質に変わる危険性あり
    【2章】食べてはいけない/食べてもいいの中間の食品
    <食パン>
    ↳乳化剤が怖い…何が使われているか分からない
    <缶コーヒー/缶紅茶>
    ↳乳化剤…11品目中、5品は問題ないが残り6品が安全性が不確か
    ↳どれが使われていても「乳化剤」としか表示されない

  • アセスルファムkとアステルパームと絡める色素Ⅲ.Ⅳタール色素(赤106など)、ソルビン酸kと亜硝酸na、コンビニの明太子(亜硝酸na入り)はやばいらしい

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著者プロフィール

1954年生まれ。栃木県宇都宮市出身。宇都宮東高校卒、千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、82年よりフリーの科学ジャーナリストとなる。とくに食品添加物、合成洗剤、ダイオキシンなど化学物質の毒性に詳しく、講演も数多い。
 著書 『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』『子どもに「買ってはいけない」「買ってもいい」食品』(だいわ文庫)、『食べるなら、どっち!?』『使うなら、どっち!?』(サンクチュアリ出版)『新・ヤマザキパンはなぜカビないか』(緑風出版)、『花王「アタック」はシャツを白く染める』(同)、『喘息・花粉症・アトピーを絶つ』(同)、『健康食品は効かない!?』(同)、『ファブリーズはいらない【増補改訂版】』(同)、『どう身を守る? 放射能汚染』(同)、200万部のベストセラーとなった『買ってはいけない』(共著、金曜日)など。2014年9月には『新・買ってはいけない10』を出版。

「2023年 『食品添加物から身を守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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