佐々木正美の子育て百科 ~入園・入学の前に、親がしておきたいこと~
- 大和書房 (2018年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479784333
感想・レビュー・書評
-
育児系の本はちょこちょこ読むけど、
この本で新たな気づきを得ることができました。
それは子どもを受容するということ。
···いやー、
毎日いろんなことをやってくれる子どもを
すっぽりまるまる、受け入れるのは至難なことよ。
例えば、本をまっぷたつに引き裂く。
お気に入りの私のマグカップをぶん投げて砕け散る。
寝ている私に頭突きして、私の唇が裂ける。
さーて。どうしたものか。
これには、お母さんの許容量を蓄えることが重要。
お母さん自身が受け入れてもらえる場所へ行く。
すなわち人間関係を広く持つ。
孤独な育児はよくないのね。
子どもをきちんと受容していれば、いずれ子ども親のいうことをきいてくれるようになり、
結果育児が楽になる。
また、別のページには、
優しきことは強いこと
とありまして。
要約として
『子どもにガミガミ言うお母さんは弱いお母さん。
お母さん自身が不安だからうるさく言う。
大声出したり叩いたりするのは弱い人。
お母さんは頼りがいがあるのがいい。』
心広く、大らかに子どもを受け入れてくれる、
優しく強い母親。
子どもにとって最高のママだよなあ。
私が子どもだったら、安心するなあ^_^
子どもが望む母親に近づけるように日々精進します♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子育ての本の中では読みやすく
行き詰まった時の対策も
実践しやすいことばかりが掲載されています。 -
今悩んでいることに的確に回答してくれ前向きになれる本です。
-
私は、佐々木正美さんの本が一番納得できます。私はこういうことを大切にして子供を育てたいと思います。
-
子育てをしながら読み返したい。
-
共働きで悩んでいたけど、
"大切なのは、子どもと向かい合っているときに子どもの望む親であるということ"
という言葉に感銘を受けました
-
子育てに悩んだらまた再読したい。
子供の欲求を満たすことが何より大事。 -
読みやすいです。私には「◯◯のです」という文体が連発されるのが気になりました。基本的に親は子どもの気が済むまで付き合ってやる。人間は孤独になると不安になって他人に干渉したくなる。逆に人間関係が、豊かだと不安にならないで落ち着いていられる。だから、自分も子どもも孤独にならないようにしなさいとらいうものです。
-
5歳の長男にイライラし過ぎてもう駄目だ、まずいと思ったときに縋る思いで手にとりました。知りたかったこと、大切なことしか書いてない。佐々木先生の優しい言葉の数々が身に沁みました。こんなにも本に助けられたと思った経験は初めてでした。以来、自分の子育てに疑問をもったときや確認したいときは何度も読みかえしています。
-
自分の子育てを振り返りながら読んだ。何十年も前から、子育てに大切なことは全く変わりがない。当たり前の子育てが当たり前に出来ない世の中になってきたのだなあと感じる。保育者として、生活の場である保育園で自分にできること、保護者と接する立場として、理論で審判しないように心に留めておきたい。