「ムダ」が多い人ほど、よく伸びる ~思わぬ成果を上げるラテラルシンキング仕事術~
- 大和書房 (2012年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793656
感想・レビュー・書評
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<感想>
一見すると無駄に見える行為の中に、別の視点から意義を見つける。そのような主旨の本だと受け止めた。様々な事例で一見して無駄なことの新しい意味を解き続ける。これからロジカルシンキングやラテラルシンキングを学びたい人向け。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その人の捉え方次第で使われた時間がムダにもなるし役にも立つ。
本当のムダと見せかけのムダを見分けるコツが書かれています。
少々意見の違うところはありますが読みやすい内容でした。 -
ラテラルシンキング(水平思考)には、疑う力、抽象化する、セレンティビィティ、(偶然を力にする)の3つが大事。成長を阻む3つの言葉、どうせ、無理、関係ない
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相当仕事に追われている状況である今、少し落ち着いて、取り組んでいることについて考えてみようと考えて、読んでみた。
人脈に関する章は、現実的ではなかったのだが、その他の章については、いくつか役に立つポイントがあった。
得意な仕事から手をつけてしまう、そうすると、難しい仕事も案外こなせてしまう。自分だけできる仕事などはそれほど価値を持たない。休日をオフと決めつけることはない。”関係ない”は禁句である。
今すぐに仕事に活かすことができる良い助言をもらった。 -
ラテラルシンキングに関する本。
内容自体は分かりやすいのだが、
いかんせんタイトルと比較すると拍子抜け。
様々な事象を無理やり「ムダ」なことにまつりあげて、
それをつなげることで付加価値を上げると言っているが、
ちゃんと読めば「ムダ」なことではない。
単純作業の中にも学ぶべきことがあるとか、
一見関係ないことでもやってみたことで自分に関係あることになるとか、
回り道をすることで一番早く学ぶことが出来るようになる、
といった大切なことが書いてあるのに、それを「ムダ」と表現するのは、
個人的には飛躍しすぎと感じました。
以下本の内容:
・ラテラルシンキングの3つの力
疑う力、抽象化する、セレンディピティ
・セレンディピティを起こすためにもご法度な文言
どうせ、無理、関係ない
・リーダーの仕事は「全員の仕事の環境を整える」こと。 -
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=8962 -
良かった。一見「ムダ」に見える事も有意義な事として活用するためのラテラルシンキング方法。疑う力、抽象化、セレンディピティ。『ザッポス伝説』。「どうせ」「無理」「関係ない」は禁句。仕事に関係ない小説を読んでムリヤリ仕事にこじつけてみる。メモ魔に(風呂場にもメモと濃い鉛筆を)。コンピューターに出来ない仕事を。マニュアルは作る側に。問題はチャンスと考える。著者の『ずるい考え方』読みたい。