- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479796763
感想・レビュー・書評
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タイトル通り、人に話が伝わるようにするためのコツが書かれた本です。
サブタイトルに「少ない言葉+ていねい+正しそうでOK!」とありますが、要点は、まさにこの通りで、本の中では、その具体例がいろいろと紹介されています。
「数学」と「数字」を使う、は、自分にもできそうなので、早速取り入れてみようと思います。
あとは、「比喩を用いるときは、できるだけ身近な例を、さらにいえば、人間や人体に例えるのがわかりやすい」という点も、気を付けてみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネス数学の専門家、深沢真太郎さんによる『伝え方』の極意を『伝える』1冊。
『伝える』ときに意識をする3つのこと。
・少ない言葉
・ていねい
・正しそう
この本の「はじめに」でそう宣言しています。
これら3つを提唱する深沢さん自身が、この本でそれらを実践しているから説得力もあります。
・少ない言葉
この本の章や節はすべて1行で収まっています。
つまり、『少ない言葉』で伝えている。
だからわかりやすい。
・ていねい
1つのテーマに4ページを使って、懇切丁寧に説明してくれています。
しかも大事なところは太字で示す徹底ぶり。
冒頭に必ず良い例と悪い例を併記したり、最後にそれぞれのテーマのまとめをひと言で表したり……と、これでもか、というくらいに至れり尽くせりのていねいさ。
・正しそう
『"やる気"と"うんこ"は同じ。体内にないものは出ませんよね』
なんか正しそうですよね?
100%正しくなくてもいい。
自信を持って正しそうなことを言えば、伝わるのです。
ビジネス数学の専門家だから書けた『伝え方』の本。
なあんか、話が噛み合わないなあ、と思ったらこの本を手に取って勉強しましょう! -
「伝え方には、スイッチがある」。
冒頭の方に言葉なのですが、とても直感的で印象的でした。
私は話すことが苦手だと思い込んでいたのですが、スイッチを入れていないからとも言えると思いました!
このイメージを持ってから、スイッチを押して話してみたらどうなるんだろう、と会話を楽しめるようになりました!
もしスイッチを押してリアクションが悪ければ、違うスイッチを押す。
それでも足りなければ新しいスイッチを作るという風に転換できる気もします。
本のデザイン自体もポップでさくさく読みやすくなっています。 -
図書館でタイトルを見て借りました。
結論は「大当たり」、借りてよかったです。
理由は、伝える方法がシンプルで分かりやすく書いていたからです。
他の本に載っているものもありましたが、私の頭の中には一番スッと内容が入ってきました。
困った時にすぐに読み返せるので、購入したいと思います。 -
わかりやすくポイントを押さえてあり、プレゼンや会議のファシリテーションの場面で「使えそう」と思える内容でした。
個人的には「ちなみに」を言いがちなので、正しい「話の脱線」法の項になるほどと思いました。 -
会社で上手く人とコミュニケーションが取れるようになれたらいいなと思い、読んでみました。
簡潔にどのようなことを意識して話せばいいかが書かれていて分かりやすかったです。話がスムーズに伝えられる技が色々あり大変ためになりました。 -
修善寺
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話をする前に、何を伝えるのかを考え構成を考えることが必要と言うことだなと思った。
論理と実践に分かれていて、特に実践がよかった
意識すること
少ない言葉、ていねい、正しそう
勝負所の伝え方=わかりやすい*なるほど
わかりやすい内容=聞き手が他の人に説明して、全く同じように伝わる
丁寧の目安=中学生でも理解できるくらい
本題の前に「要素」の数を伝える
まずは結論から→なぜなら→根拠
「仮に」と言う議論を前に進める言葉を使う
明確=1行で表現できる
プレゼンの1-1-3(1分間で-1つの主張を-最大3つの要素で説明する)