捨てる。だからずば抜ける。~常識や固定観念に左右されないための47のこと

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479797326

作品紹介・あらすじ

「すぐやる」の大家でベストセラーの著者がたどり着いた境地は「捨てる」だった!
社会の転換期、非常事態で否応なしに変化が求められ、
あらゆる物事がアップデートされる時代に必要なこと、
それは「捨てる」習慣です。逆説的アウトプット方法で荒れる世の中をサバイブする。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生を自分のものにするためにはどう行動したらいいか考えた。

    ◯たくさんのモノやっしがらみに囲まれて生きるということは、自分の人生をコントロールしている感覚を手放しているということでもある。
    ◯また他人に振り回されていないか。
    ◯今すぐに捨てる9つの考え方
    ①常識②正解や評価③同調④我慢(誰も自分を守ってくれない)⑤肩書き⑥競走⑦プライド⑧成功体験

    ①習慣②人間関係③他人への期待(伝わらないということを前提にコミュニケーションをとる。他人の心は支配できない。自分に変えられることは相手への理解や接し方。)④平均主義⑤情報⑥べき思考⑦自分でやらなきゃ⑧ポジティブ⑨予測⑩未来、今を生きる

    ◯時間がある人は「しない」を選択する

    ◯もらいもの=捨てる という発想をもつ

    ◯保管しているということは、コストが別にかかっているということ


  • 捨てる ということは、結局のところ
    捨てたくない大切なものは何か を見極めていくことに繋がる

    無駄を削ぎ落とし、必要なものや大切なものだけを手に生きていけるよう、自分を見つめ直そうと思える

  • 第3章がぐっときた。時間は有限だからこそ、意識して「費やす」。本当にそれに時間を使うことが自分の人生を豊かにしているのかということを考える。何かをするということは、何かをしないということ。自分が1番費やしたい時間を捻出するためのヒントが以下。
    ①やりたいことをスケジュールにあらかじめ組み込む。「時間ができたらやりたい」は一生できない。
    ②仕事でもプライベートでも、一つ一つに締め切りや時間制限を設けて集中して取り組む。
    ③夜10時から朝5時までの睡眠時間は死守。
    ④ LINEやInstagramを見る時間を制限する。即レスしない人として認識してもらう。

    私が捨ててみようと思ったこと
    ○他人への期待…他人を変えようと思っても無駄。自分がどのように働きかけて、どのように動くかを考える。自分主体。
    ○「〜すべき」思考…「〜したい」思考へシフトチェンジ。これも主体的に生きることに関わる。
    ○自分でやらなきゃ…は捨てる。これは人に丸投げするという意味ではない。人の得意なこと、できる事に着目して、人を信用して相手に頼ること。これは仕事だけではなく、子供に対しても、である。

  • ■理論的に直感を鍛える。自分の感覚を信じて。
    ■時間募金はやめる。集中するときはスマホを機内モードにして、連絡はスキマ時間に限定する。


    ■他人への期待を捨てる。相手の価値観や行動を尊重して、伝わらないことを前提に丁寧なコミュニケーションをする。

    ■予測を捨てる。未来を捨ててでも、いまを充実させる。3年後のことも、明日のこともわからないから。

    ■締切時間を明確+厳格に決める。読書も30分と制限を決めて、ダラダラしない。終わりが時間の質を高めるから。

    ■何のためにそれをするのか、それは本当に大切なことなのか。

  • 本当に必要なものにフォーカスするために、それ以外のものは捨てましょうという本。
    同類書籍から、真新しさはあまり感じられない。
    ただ、筆者の経験と、心理学的な知見を踏まえての書きっぷりには、説得力も感じられる。

    <実践したいこと>
    ・自分の成功体験を疑う(今でもそれが正解か?)
    ・あえて短めの時間を設定する(密度を高める)

  • タイトルで選んでいるだけなのに、また塚本亮氏の本に出合ってしまいました。しかも、毎回、数ページ読み進めるまで同じ著者の本だと気づかない。不思議です。

    彼の本の編集者さんのセンスは、どうも私のアンテナに引っかかりやすいらしい。

    今回は、いらないものを捨てる習慣をつける、というお話です。

    物理的なモノではなく、思考や思い込みといった、形のないものがほとんどです。対象は、競争、プライド、成功体験、プラスにならない人、平均主義、「べき」。
    これは、「~すべき」を捨てて、「~したい」に変えるということです。

    なんと、「ポジティブを捨てる」もあります。ネガティブな感情は、抑えつけるのではなく、受け入れることだと。

    未来のために今を我慢し続けるのではなく、今をまずは生きる……これは前作でも書かれていました。他にもそうですが、テーマは少し違っていても、根っこにあるポリシーは同じ、ゆるぎない考え方の核を持っている方だと感じます。

    さらに、「お金を捨てる」「時間を捨てる」も。

    好みでないものを無理して使い続けるのをやめ、自分で決めることを繰り返す……共感します。

    捨てることは、変化に対応することだと述べています。脱皮だと。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。高校時代、偏差値30台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格。その後、ケンブリッジ大学で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立。心理学に基づいた指導法が注目され、国内外の教育機関などから指導依頼が殺到。これまでのべ4000人に対して、世界に通用する人材の育成・指導を行う。 また、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のディレクター兼振付師であるトラヴィス・ペイン氏をはじめ、世界の一流エンターテイナーの通訳を務める。2020年にはスポーツを通じてよりよい地域社会作りを目指すサッカークラブ「マッチャモーレ京都山城」を設立。 著書に『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舎)、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)などがある。

「2023年 『素敵なあの人特別編集 早起きって幸せ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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