訟師の中国史 ――国家の鬼子と健訟 (筑摩選書 277)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480017956

作品紹介・あらすじ

中国はかつて訴訟を助ける訟師(しょうし)が跋扈する訴訟だらけの「健訟」社会だった。宋代から清末にかけて暗躍し、蛇蝎の如く嫌われた訟師の実態を描き出す。

著者プロフィール

夫馬 進(ふま・すすむ):1948年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程退学(1974年)。京都大学人文科学研究所助手、富山大学人文学部助教授、京都大学文学研究科教授を歴任。京都大学名誉教授。著書に『中国善会善堂史研究』(恩賜賞・日本学士院賞受賞、同朋舎出版)、『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』(徳川賞、パジュ・ブックアワード著作賞〔韓国〕受賞、名古屋大学出版会)、編著に『増訂使琉球録解題及び研究』(榕樹書林)、『中国東アジア外交交流史の研究』『中国訴訟社会史の研究』(ともに京都大学学術出版会)ほか、史料集に『燕行録全集日本所蔵編』(共編、東国大学校韓国文学研究所)、訳書に『乾浄筆譚』(洪大容著、平凡社)がある。

「2024年 『訟師の中国史 国家の鬼子と健訟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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