世界によってみられた夢 (ちくま文庫 な 25-1)

著者 : 内藤礼

• 筑摩書房 (1999年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[さかなさんの感想 · 2015年6月10日]

とても難しいことを、丁寧な言葉で語っているみたいだ。独特の文字や、絵や、オブジェが空気を作っていて、綺麗だ。
2015/6/10

[kumakuma4さんの感想 · 2012年5月14日]

繊細な文章とドローイングから成る本。

[ネルさんの感想 · 2007年11月29日]

エッセイのような詩のようなメモと作品集。やさしくうつくしくはかない夢。著者の作品同様、入り口は繊細だがその裏・奥は果てしなく広がって力強い。そして幻想的なのにどこか生々しい。空気のふるえ、光がさす瞬間...どんな小さな変化やきっかけや気づきも大切にしている、著者の姿勢が伺える本。著者のインスタレーションを所有できる一冊。

著者プロフィール

芸術家。独自のインスタレーション表現で知られる現代日本を代表するアーティスト。著書『地上にひとつの場所を』など。

「2009年 『内藤礼〈母型〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」