バルセロナにおいでよ (ちくまプリマーブックス 40)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480041401

感想・レビュー・書評

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  • 旅行ガイドと言うよりは暮らし方ガイドと言ったほうが妥当。文章は平易で具体的。30年前のバルセロナ社会の様子が、日本人移住者の実体験として語られているので、今と昔のバルセロナの様子を比べるには悪くない。また、本書末尾の193ー195頁は、バルセロナの人々の移民に対する差別と受容のあり方を、著者の長年の経験から論じており、おもしろかった。

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著者プロフィール

1953年、福岡県生まれ。サグラダ・ファミリア聖堂彫刻家。京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業後、中学校・高校定時制非常勤教師として勤務ののち、78年バルセロナへ渡る。彫刻家として認められ、アントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアの彫刻に携わる。2005年、アントニ・ガウディの作品群として外尾悦郎の作品を含む「生誕の門」と「地下礼拝堂」がユネスコの世界遺産に登録される。リヤドロ・アートスピリッツ賞、12年ミケランジェロ賞、20年文化庁長官表彰など受賞多数。サン・ジョルディ・カタルーニャ芸術院会員。天理大学客員教授。著書に『バルセロナ石彫り修業』(筑摩書房 )、『ガウディの伝言』(光文社)、『サグラダ・ファミリア ガウディとの対話』(原書房)など。

「2022年 『時の中の自分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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