王妃オリュンピアス: アレクサンドロス大王の母 (ちくま新書 145)

著者 :
  • 筑摩書房
3.58
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 31
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480057457

作品紹介・あらすじ

古代マケドニア王国興隆の立役者フィリッポス二世の妻であり、東方遠征の英雄アレクサンドロス大王の母であるオリュンピアス。蛇を扱う狂信的な密儀の熱心な信者、夫の暗殺を背後で操った真犯人、さらに王族の女性たちを次々と手にかけて殺した残忍な王妃。また一方では息子に狂おしいまでの偏愛を注ぎ、大王の私生活にも影響力をふるった猛母。はたして彼女は、これら古代の伝承が伝える野心と権力欲にまみれた希代の悪女なのだろうか?古代マケドニアの興隆から動乱にいたる時代を背景に描く、一人の王妃の光輝と波乱に満ちた生涯。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これのレビューは「アレクサンドロスとオリュンピアス」ちくま学芸文庫のほうへ。

  • アレクサンドロス大王の母親についての本です。ちなみに著者の教授の授業を受けたことがあります。

  • 何故に絶版… 数少ない(日本語の本は2冊しかないらしい)アレクサンドロス大王時代のマケドニアについて書かれた本。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1956年生まれ。帝京大学名誉教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史。著書に『アレクサンドロスの征服と神話』など多数。訳書にプルタルコス『新訳アレクサンドロス大王伝』などがある。

「2023年 『アレクサンドロス大王の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森谷公俊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×