- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480061164
感想・レビュー・書評
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読み始めてから気がついたが、発行年度がちょっと古い。現在読むべき本は他にあるかも。
少年事件が増え続けていることを指摘。
少年事件・外国人事件を中心に対策すべきと主張。
しかし、対応策は国がやるといずれも金がかかる(警察・司法・入国管理・少年院)。民間もできるところから自助努力すべきと主張(監視カメラ等)。
法律畑の人から見ると、全体的に伝統重視・規律重視に見えるかも。
それと、データの出所が明示されていない。新書だからなのか知らないが。 -
近時のわが国における治安悪化の主因を少年犯罪と外国人犯罪の増加によるものとしてとらえ、少年法と入国管理の強化や厳罰によって治安を取り戻そうという主張を展開しています。著者は刑事法学者として有名で、豊富なデータによって淡々と検証を進めていますので、日本の治安を取り戻す方策について考える際の手引書としては最適だと思います。
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日本の犯罪件数の激増と内容の深刻化を提示したデータをもとに、犯罪件数増加の主要因と考えられる「外国人犯罪」「少年犯罪」について考察しているが、その対応策として挙げられているほとんどは「入国管理の厳正化」「少年への厳罰化」という、いわば締め付けを強くすることで犯罪件数を抑止しようとするものである。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20061212#p1