グレートジャーニー 2 ユーラシア~アフリカ篇: 地球を這う (ちくま新書 568 カラー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062666

感想・レビュー・書評

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  • 2017.6.26ブックオフ富士見 108

  • 20220925033

    人類の出発点を逆から辿る旅

  • 2002年2月10日 タンザニア ラエトリにゴールするまでの過程 360万年前のアファール猿人の足跡の化石

    人類がアフリカに生まれ、南米大陸に広がる5万キロの大遠征 グレートジャーニー

    1990年 人類拡散のグレートジャーニーを逆ルートで
    1993年12月5日 南米最南端 パタゴニア ナバリーノ島

    強制収容所 東シベリアの大動脈となるコリマ街道
    1941年に強制収容所から解放されたとき、空の色がいつもと違って見えたという。水や空気は、それがなくなった時、いかに大切なものであるかが分かる。…自由、家族の絆

    モンゴルの食事の特徴 夏は白→乳製品 冬は赤→肉
    馬の乳の特徴は、他の家畜の乳とは違い攪拌によって乳脂肪を分離できない 利用は馬乳酒

    チベット ライカス山

    ガンジス川 死と生が日常 死を隠す世界よりも自然に感じられた。

    北ドルポのサンダン村 坊主頭で愛嬌がある。いつもニコニコしている。かといって私たちにこびているわけではない。…その距離の置き方に対して私は「誇りの高さ」を感じ、毎日、彼の顔をみるのは楽しみになった。好奇心は強いが、こびない子が私は好きなのだ。

    イラン人 寛容 シルクロードも中国から西に来るほど人々は陽気になり外交的になる。

    シリアのダマスカスに浅草の仲見世のような商店街がある。 女性用下着 電飾→奔放な性生活を楽しむため 外では顔を見せないが特定の男の前では性は自由に解き放たれる。

    シリア 古代都市パルミラ

    エチオピア南部スーダンとの国境地帯 医療行為→感謝の言葉なし ありがとうという言葉なし モノをため込んで将来に備えること→貧富の差 徹底して平等なのでモノをため込まない

  • 関野さんのグレートジャーニー後編。極北やチベットを中心の内容になっている。今ではこの人たちの生活も少しずつ変わっているんだろうなぁと思いながら、映像版のグレートジャーニーをまた観たいなと改めて思いました。

  • [ 内容 ]
    今からおよそ五〇〇万年前、アフリカに誕生したといわれる人類は、大陸を飛び出しユーラシアを横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。
    この人類拡散の壮大な旅路を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。
    本書では、苛酷な自然との折り合い、調和しながら、豊かな生活文化や宗教を産み出してきた人びとの姿を活写しながら、足掛け一〇年の旅のクライマックス、タンザニア・ラエトリにゴールするまでの過程を、カラー写真一三〇点とともに辿る。

    [ 目次 ]
    シベリア
    モンゴル
    チベット
    ネパール・ヒマラヤ
    中央アジア
    中東
    アフリカ

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • やっぱりいいですね。
    特にシベリアの方が詳しく

    写真がきれい。

  • 写真が綺麗。北海道新聞で連載だったんか。どうりで土人大好き的。

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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