東アジア共同体をどうつくるか (ちくま新書 636)

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063403

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    アセアン諸国と日本・中国・韓国を含む十三カ国を軸に、一歩一歩アジアにおける地域統合への道のりがつけられようとしている。
    通商金融分野を皮切りに、域内経済統合への動きがすでに加速されはじめているが、さらに軍事安全保障や環境・農業・エネルギーなど、さまざまな分野における相互協力への動きがどんなシナリオを描き、アジア共通文化と交差しながら地域統合の実現へと実を結ぶのか。
    アジア諸国への最新の調査・取材を踏まえて、歴史のひだに分け入り、日本再生の条件と東アジア共同体構築への道を指し示す注目の一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 歴史のしじまから―EUとAUとの間で
    第2章 動きはじめる東アジア―もうひとつの共同体へ
    第3章 縮まる相対格差―「第二の敗戦」のあとに
    第4章 情報革命の衝撃―グローバル化の第三の波
    第5章 錯綜する脅威論―台頭中国と「新安全観」
    第6章 東アジア安全保障レジームの道―TACとARFプロセスを超えて
    第7章 共通の持続的発展へ―環境・農業・エネルギー
    第8章 交差する文化―アジア的価値とは何か
    終章 第三の開国―ポスト“東アジア”へ

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著者プロフィール

進藤 榮一(シンドウ エイイチ):1939年生まれ。京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。筑波大学名誉教授、アジア連合大学院機構理事長。専門はアメリカ外交、国際政治経済学。『現代アメリカ外交序説』で吉田茂賞受賞。著書『敗戦の逆説』『東アジア共同体をどうつくるか』(以上、ちくま新書)、『アジア力の世紀』(岩波新書)、『アメリカ帝国の終焉』(講談社現代新書)など。

「2022年 『日本の戦略力 同盟の流儀とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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