裁判員必携: 批判と対応の視点から (ちくま新書 796)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065032

作品紹介・あらすじ

市民が司法に参加する-。その目的は、捜査で強要された自白調書を証拠とせず、証拠を市民が自主的に評価、事実を公正に判断して無辜を罰しないことです。裁判官が経験則をもちだし裁判員に影響を与えては、市民は冤罪に加担させられてしまいます。自らの良心に従って判断することが、無事有罪誤判に対する防壁となるのです。本書はこのような視点から書かれた、啓蒙的なガイド・ブックです。裁判員制度の真の狙いを暴き、司法への市民参加の展望を考えます。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    市民が司法に参加する―。
    その目的は、捜査で強要された自白調書を証拠とせず、証拠を市民が自主的に評価、事実を公正に判断して無辜を罰しないことです。
    裁判官が経験則をもちだし裁判員に影響を与えては、市民は冤罪に加担させられてしまいます。
    自らの良心に従って判断することが、無事有罪誤判に対する防壁となるのです。
    本書はこのような視点から書かれた、啓蒙的なガイド・ブックです。
    裁判員制度の真の狙いを暴き、司法への市民参加の展望を考えます。

    [ 目次 ]
    第1部 裁判員はどのような姿勢で職務を行うべきか(刑事裁判とは何だろうか;裁判員制度の概要;主権行使としての評議・評決;犯罪と刑罰とはどういうものか;事実の認定と法令の適用;刑の量定;被害者参加制度;職務終了後における裁判員の義務)
    第2部 裁判員制度に対する根本的批判と陪審裁判への展望(司法の歩み;陪審裁判へ向けて)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 裁判員制度の問題点、および司法制度全体に対する問題点を提起。司法に知識がない人向けに書かれているので解説は丁寧でわかりやすい。ただ、主張が強い傾向あり、客観的に正当な意見かどうかは不明。

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著者プロフィール

元裁判官、弁護士

「2016年 『気骨 ある刑事裁判官の足跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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