35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書 869)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065728

感想・レビュー・書評

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  • 転職が恐くなくなる。
    自分のことを見直すいい機会となりそう

  • 動機と能力が最も活かされる仕事をすることは幸せであり、日本の若者にはそう在ってほしいというメッセージの下書かれた本。単なる理想論ではなく、現況の雇用環境を前提としたキャリアプランを描くことを主眼としている。取材ベースのキャリア例も大変参考になる。能力に関しては、伸びないものは伸びない、伸びる能力を見極めてそれで勝負しろという潔い姿勢も好感・共感。就職活動で、養殖物の動機・能力に毒されている学生たちは一度読んでみてはどうだろうか。

  • owaconな30代後半で読んでみました。
    この年代だと動けなくなる日本に対する、第7章の著者の政府や各団体への主張は、カツマー氏などからもあげられていますが、変わらないからこいいうたぐいの本が出るんですね。

  • 人材価値 社内転職 目に見えない人材価値 30までに自身の幸せ模索

  • 2012/04/30
    最近話題の「10年後に食える仕事、食えない仕事」の著者だったので買ってみた。
    2010年10月の本やから「当時はそうやった」とかあるんかと思うけど、いまいち納得できない内容でした。

    要約すると、、
    「コア動機とコア能力の重なるところで仕事ができるようにキャリアを形成する必要がある。なぜなら過去の数多の事例からそこに到達できた人がハイフォーマンスできているから。」
    って感じだと思います。

    僕としては、幅を拡げればもっと杞憂なキャリアの人がいるし、これからの時代に「キャリアはこうあるべき」ってのは馴染まないと思う。
    ただただ勤勉と模索によって形成されるものでしょう。

  • 学士力の涵養や自己の能力を伸ばすためのヒントとなる
    書籍類、職業選択や人生設計に必要な資料を集めています。


    *このカテゴリの本はすべて中央館2階のアメニティコーナーに
     配架しています。

     
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     貸出中のときは予約もできます♪
    (鹿大の蔵書検索画面にとびます)

    〔所蔵情報〕⇒ http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/xc/search?keys=11111038264

  • MyNewsJapan代表の著。現在の労働環境は戦後に形成された環境と大きく異なるため、今に見合ったキャリアを構築していかなければならない、と説く。まったくもってその通り。
    グローバル化が近年の合言葉だが、人事制度が時代の流れにまだ追いついておらず、自らがキャリアを作っていく必要が生じている。
    20代のうちに自己分析を完了し、将来像をクリアにすることで30代ではしっかりとしたポジションを確立しておくことがひとつのサクセスストーリーである。40代ではうごけない。

    キャリア形成している人たちは自分への投資でお金と時間をとられるため、ある程度所得のあるひと、もしくは、そうなろうとしている人も結婚できないだろう。低所得が晩婚化の原因といわれているが、そこから抜け出すための脅迫的な自己研鑽も晩婚を促進させる要因ではないだろうか。

  • 図書館で借りた。

    キャリアをどのように築いていくべきかについての本。
    転職を重ねて成功(本人が満足)した実例が9件載っている。

    若手の給料が抑制されて、同じ会社に勤め続けるだけならば親と同じくらい稼げない時代になっているという指摘があった。
    キャリアを会社任せにしていると稼げる力が付くかどうかは配属先により大きく異なる。自分のやりたい仕事に就くために、どのようなキャリアを辿ればいいかを考えて、異動や転職などして35才までには望む状態にした方がいい、というメッセージだった。

    実際35才直前でこの本を読んでも打つ手が少なくなっているので、20代中盤までにこのような人生もあるのだと知っておくことが良いように思った。

  • 35歳ってそんな先ではないなと、、マイニュースジャパンの渡邉さんの本。

  • 自分のキャリアを高めるために、能力、動機がどこにあってどのように開発できるかを解説。平均3時間×300人のビジネスパーソンへのインタビュー取材をもとに個別の事例も盛りだくさん。

    前回読んだ「10年後」の本がよかったので続けてこちらも読んでみる。
    もう高度成長の時代は終わっているので、自分達の親の代のような取りあえず企業にはいってれば自動的に右肩あがりのキャリアになる時代は最早終わってる。20代で自分の市場価値(ポテンシャル+稼げる力)を正しく認識しないとダメ、なぜならポテンシャルは35歳で限界だし、という至極真っ当だけど、あらま~私ってば過ぎちゃってるしねぇ、という、見も蓋もないっちゃないご指摘。
    でも主張としては正しいと思う。中途半端な位置にいる私としてはこまっちゃったなー感はありますけれど。
    今まさに就活している人、20代の人にはオススメ。一読する価値ありだと思います。

    筆者の例含め何人かの事例が取り上げられてるんですが、各々興味深かったです。ただモデルケースとしてはあまり一般的ではなかったかな。成功してる才能ある人の例という感じです。

    個人的にはコアになる能力、動機の発見をどのようにしているのか、に興味があったのですが、SFやライフストーリー分析などいくつかツールややり方の説明はあったものの、これは!と思う方法はなかったな。。。
    やっぱり周りの人に聞いて見る、これが一番な気がしますがこれがこっぱずかしくてできない。。。

    全般的に主張がはっきりしていて、インタビューを繰り返した裏づけもあって(特に若い人には)参考になる本だと思う。
    でも、基本的に男の人の本だねー、です。出産しないからねー、男の人は。。
    この視点はゼロなので、THEオトコキャリア本ですねー、やっぱり。
    女性、特に子供を持ちたい女性は片耳で聞いてアレンジしないとねって感じです。そういえばこういう系統の女性キャリア本ってあまりない気がするなあ。ワークライフバランス系のものか、独立サロネーゼ類のものが多い気がするけれどどうなんでしょうね。

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著者プロフィール

渡邉 正裕(ワタナベ マサヒロ)
ニュースサイト『MyNewsJapan』(mynewsjapan.com)のオーナー、編集長、ジャーナリスト。
1972年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞の記者、日本IBM(旧PwCコンサルティング)のコンサルタントを経て、インターネット新聞社を創業。一貫して「働く日本の生活者」の視点から、雇用・労働問題を取材、分析、提言。著書に『企業ミシュラン』シリーズのほか、『10年後に食える仕事 食えない仕事』『35歳までに読むキャリアの教科書』『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』『トヨタの闇』など多数。

「2020年 『10年後に食える仕事 食えない仕事 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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