世界史の流れ (ちくま学芸文庫 ラ 3-1)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480084484

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパに革命の嵐が吹き荒れていた1854年、バイエルンの国王マクシミリアン2世は、年来傾倒していたランケに「世界史の大きな流れ」についての連続講義を依頼する。おそらく君主制の危機に触発されてのことだったろう。あらゆる時代は神に直接するのであり、個々の時代はそれぞれ固有の価値を内にもっている。だからこそ、「進歩」の概念は否定されるべきであり、史料批判にもとづいた歴史叙述が求められるのである。古代ローマ帝国から説き起こし、同時代にまでいたる、ヨーロッパ全史を展望する壮大な歴史叙述。

感想・レビュー・書評

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  • 史学概論講義の副読本。歴史学の歴史というマニアックにもほどがある授業がなぜか一般教養でした。うーん。でも、ランケと実証経済学、さらに民衆と分化の歴史学としてのアナール学派への展開は講義の中でも最も面白かったところです。
    勢い余って歴史のための戦いも買うてまいましたし、やっぱなんだかんだで歴史は楽しいものです。

  • 希代の歴史家、レオポールト・フォン・ランケによる、ヨーロッパ史の講義。

    内容、うろ覚えです。でも面白かったな、確か。

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