空海コレクション 1 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087614

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/738272

  • この書を読むと、仏教的な世界の見方として、

    ・言葉による説明だけで理解できる範囲と、
    ・言葉+体験によってはじめて理解できる範囲がある、

    ということを教えてくれます。

    前者は、いわゆるコンサル業界に多そうです。ロジカルモンスターと言われるようなヒトたちで、頭の回転は速いが、人間性のバランスに欠けているヒトたちです。

    後者のほうが、この世界の理解の態度としては、より真実に近いと思います。30歳~40歳くらいになってくると、そういう経験がどんどん増えてくるからです。

    こういうことに悩みや疑問を抱えているヒトであれば、この書は、答え合わせになる書だと思います。

  • 序文
    秘蔵宝鑰
    弁顕密二教論

    著者:空海(774-835、善通寺市、僧侶)
    監訳:宮坂宥勝(1921-2011、岡谷市、仏教学)
    解説:立川武蔵(1942-、名古屋市、仏教学)

  • 1~4冊通読。吽字義が個人的に面白かった。しばらく後読み直しの必要あり。

  • 空海の主要著作のうち「秘蔵宝鑰」-十住心論の要約-と「弁顕密二教論」を詳説する、04年刊

  • 5月1日 めっせ

  • 空海の主著の『秘密曼荼羅十住心論』の略述であり、それ自体主著の一つである『秘蔵宝鑰』が収録されています。
    1200年前に書かれたもの。
    そういうものが、帰りに一杯やるぐらいの値段(1,470円)で、普通に街で入手できるというのは、驚くべきことではないでしょうか。

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著者プロフィール

〈空海〉774‐835年。弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖。31歳で唐に渡り、2年後書物や仏具を携えて帰国。高野山金剛峰寺、庶民のための学校となる綜芸種智院をつくる。高野山で入寂。主著に『三教指帰』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』など。

「2015年 『空海「性霊集」抄 ビギナーズ 日本の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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