ディラック現代物理学講義 (ちくま学芸文庫 テ 5-2 Math&Science)
- 筑摩書房 (2008年2月6日発売)
本棚登録 : 87人
感想 : 5件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480091321
作品紹介・あらすじ
物理理論に対してあくまで数学的美しさを求め続けたディラック。その理論から帰結するアイディアや世界観は、反粒子、磁気単極子(モノポール)、巨大数仮説など、未知の着想と予言に満ち満ちたものであった!若き日に目の当たりにした量子力学誕生の瞬間から、永久に膨脹し続ける宇宙のモデルに至るまで、想像力が産み出した独創的な仕事の数々をコンパクトに解説、「天才ディラック」がその全体像を垣間見せる晩年の名講義。新訳。巻末に「モノポールを求めて」(荒船次郎)を付録として収録。
感想・レビュー・書評
-
教養本とも教科書とも言えるような内容です。ディラックが当時どんなことを思って物理をしていたのかが鮮明に描かれています。質問者への答えとかかなり面白いです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
897円購入2011-02-09
-
ディラックが晩年にオーストラリアで行った講演をまとめたもの。彼の講演には、モノポールなど非常に興味深い事柄がたくさんある。また、彼は数学者なんじゃないか?というほど理論に綺麗さを求めているのが分かってくる。
全5件中 1 - 5件を表示