ゲームの理論と経済行動〈1〉 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480092113

作品紹介・あらすじ

今や経済学にとどまらず社会学・生物学など様々な分野において、現象の分析や意思決定の方法論として応用されるようになったゲーム理論。その歴史は本書をもって始まった。複雑な人間行動を厳密かつ数学的に記述する新たな可能性を開き、後世に絶大な影響を与えた記念碑的著作。本巻は"戦略ゲーム"の形式的記述、およびゼロ和2人ゲームの理論と実例について論じる。

感想・レビュー・書評

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  •  今や経済学だけでなく生物学など様々な分野で使用されるゲーム理論。それを考え出した
    フォン・ノイマンとモルゲンシュテルンの論文を文庫化したものである。

     マジで意味が分からない…。最初の前提の定義だけでも、今の自分では歯が立たなかった。。
    次回、また読み直してみよう。

  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=127610

  • 1428円購入2009-12-24

  • ゲーム理論を数学を使って分析したもの。まず展開型のゲームを定義し次に各プレイヤーの一連の手の組み合わせを戦略とした標準型を導いている。以降、展開型、標準型を使い分けながらチェスやポーカーの分析をしていく。プレイヤーの利得を最適化する際に用いられるミニマックス定理は関数のサドルポイントの存在とミニマム、マキシマムの可換性の同値性を示すものである。つまりゲームの最適戦略の有無を判定する武器として使われるのだが混合戦略を用いたゲームには常に成立するところが面白い。ゲームの得手不得手は混合戦略で説明できるかと思う

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA89979297

  • ゲーム理論を応用数学の1つとして確立させたフォン・ノイマンとモルゲンシュテルンの論文の翻訳の1冊目(全3巻).ポーカーやチェスのようなゲームを抽象的にモデル化し,そのモデルの数学的厳密さを検証しながら洗練させていく.1巻はプレイヤーが2人でゼロ和となるポーカーにゲーム理論を適用し,利得の最大値を求めるところまで.
    初学者向けでは全くないので,分かり易くするための絵はほとんどなし.集合や代数学(に似たもの)も容赦なく登場する.逆にゲーム理論を1から構築し検証するという過程が丁寧に語られている.ただ脚注が本文を圧倒するページも多々あり,この手の論文を文庫化には無理もあるかと.

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