初学者のための整数論 (ちくま学芸文庫 ウ 18-1 Math&Science)
- 筑摩書房 (2010年9月8日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480093158
作品紹介・あらすじ
「整数論は数学の女王である」とガウスは言った。人間の日常生活にもなじみ深い整数が織りなす深遠な世界。整数論は古来多くの数学者たちが惹きつけられ、さまざまな発見や予想が積み重ねられてきた分野である。本書は20世紀を代表する数学者が整数論の初歩について行った講義をまとめたもので、フェルマー、オイラー、ガウスらが発見・証明した基本事項を現代的なアプローチで解説。古くて新しい整数論の入門として最適の一冊。
感想・レビュー・書評
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長らく(数十年)積読となっていた本。
ヴェイユの本で唯一自分でも理解できそうな本ということで購入した経緯が。
ただ、思ったよりさっぱりめな記述がピンと来ないところもあり、少し読んでそのままになっていたのを今回再チャレンジした。
洋書(翻訳)にありがちな概念の定義と最重要な定理以外は詳細は読者に委ねられているが、記載された証明はどれもまったく無駄がなく、簡潔で美しい。また、原書にはない、演習問題の回答が本文と同程度の分量があり、大変ありがたい。
美しい証明を読む素敵な読書体験となった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと難しかった。
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