シュヴァレ- リ-群論 (ちくま学芸文庫 シ 29-1 Math&Science)
- 筑摩書房 (2012年6月6日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480094513
作品紹介・あらすじ
ノルウェーの数学者ソフス・リーが遺した無限小変換と連続群にかんする研究は、エリー・カルタンやヘルマン・ワイルによって"リー群の理論"として展開された。本書においてシュヴァレーはリー群の大域的な理論を世界で初めて包括的に展開し、リー群・リー環は今や現代数学必須の概念となった。著者の導いた諸定理はいまなお有用性を失っておらず、不朽の評価を勝ちえた古典的著作である。本邦初訳。
感想・レビュー・書評
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系推薦図書 総合教育院
【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=188822詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
位相群のあたりが難しい。概ね内容は理解できた。ただ行間に隠された証明を読者が補いながら読む必要がある。リー群論は線形代数の議論に帰着させることを意図しているため、線形代数に精通していると理解が深まる。周期的連続関数の三角関数による近似は、別のアプローチによるより分かりやすい証明があると思われる。この本の最後を締めくくる定理である。
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http://public-errata.appspot.com/errata/book/978-4-480-09451-3/
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