生き方について哲学は何が言えるか (ちくま学芸文庫 ウ 27-1)
- 筑摩書房 (2020年11月10日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480097910
作品紹介・あらすじ
倫理学の中心的な諸問題を深い学識と鋭い眼差しで再検討した現代における古典的名著。倫理学はいかに変貌すべきか、新たな方向づけを試みる。
感想・レビュー・書評
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読み終わるのに3ヶ月半かかってしまった。ボロくなったのでもう一冊買う。これまで倫理学は苦手で読み終えることができなかった。覆い被さるような雰囲気が苦手だった。禅や美学を通ったら、なんとか食いつけるようになった。と同時にこの本は、きっと、もともと大丈夫だったタイプだ。プレーンな無言の現実があって、それに接した基礎現実があって、そういったあたりで語られていることを学んでいる気がして、とても難しかったけれど、読んでいられた。
〔本の外で気付けたこと〕
現在では、学問が人生のスケールより小さくなっているのだろう。それで語られている。それにネットのいい加減さを考えたらここまで信用できないものがここまで信用されてしまっているインチキ臭い世界など、アホ要素がいくらか理解できてきた。
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原書のペーパーバック版も邦訳書のハードバック版も持っていましたが今、手元にありません。文庫化されて即、買い求めました。
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480097910/
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