改訂増補 古文解釈のための国文法入門 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480099402

作品紹介・あらすじ

助詞・助動詞・敬語等、豊富な用例をもとに語意を吟味しつつ、正確な古文解釈に必要な知識を詳述。多くの学習者に支持された名参考書。解説 小田勝

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 助動詞
    第2章 助詞
    第3章 形容詞
    第4章 動詞
    第5章 敬語としての動詞及び補助動詞

    著者:松尾聰(1907-1997、東京、日本文学)

  • 【メモ】
    底本は1973年に刊行されている。
    【書誌情報】
    著者:松尾 聰[まつお・さとし]
    解説:小田 勝[おだ・まさる]
    シリーズ:ちくま学芸文庫
    定価:本体1,700円+税
    Cコード:0181
    整理番号:マ-47-1
    刊行日:2019/09/09
    判型:文庫判
    頁数:672
    ISBN:978-4-480-09940-2
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099402/


    【簡易目次】
    はしがき 003
    序説 023
    第一章 助動詞 047
    第ニ章 助詞 247
    第三章 形容詞 423
    第四章 動詞 450
    第五章 敬語としての動詞及び補助動詞 474
    解説(小田勝) 649


    【目次】
    はしがき(昭和二十六年八月三十日 著者識) [003-007]
    改訂版に際して(昭和四十八年一月 著者識) [008-010]
    目次 [011-019]

    序説 023

    第一章 助動詞 047
    一 る、らる 
    二 ゆ、らゆ(上代) 
    三 しむ、す、さす 
    四 す(上代)(四段活用)
    五 き、けり 
    六 む 
    七 まし 
    八 つ、ぬ、たり、り 
    九 らむ
    一〇 らし
    一一 めり
    一二 べし
    一三 べらなり、
    一四 けむ
    一五 終止形に添う「なり」 
    一六 ず、ざり、じ、ましじ、まじ 
    一七 ふ(上代)
    一八 こす(上代)、まほし、まほしかり、たし 
    一九 体言または活用語の連体形に添う「なり」 
    二○ 体言に添う「たり」 
    二一 ごとし 


    第ニ章 助詞 247
    一 格動詞の「が」「の」 
    ニ 格助詞(?)の「い」 
    三 格助詞及び接続助詞の「に」 
    四 格助詞の「へ」 
    五 格助詞・間投助詞・接続助詞の「を」 
    六 と 
    七 より 
    八 よ、ゆ、ゆり 
    九 から 
    一〇 だに 
    一一 すら 
    一二 さ 
    一三 のみ 
    一四 ばかり 
    一五 まで 
    一六 など 
    一七 づつ 
    一八 は 
    一九 も 
    二〇 ぞ 
    二一 係助詞の「なる」(上代) 
    二二 係助詞の「なむ」
    二三 終助詞の「なる」(上代)と「なむ」 
    二四 係助詞の「や」 
    二五 間投助詞の「や」 
    二六 係助詞の「か」 
    二七 係助詞の「こそ」 
    二八 禁止の「な」  
    二九 ば
    三〇 と 
    三一 とも
    三二 ど 
    三三 ども 
    三四 て 
    三五 ても 
    三六 ながら 
    三七 つつむ 
    三八 ものゆゑ 
    三九 終助詞の「が」「がも」「がもや」「がもよ」「がもな」「がな」 
    四〇 希望の「な」(上代) 
    四一 誂えの「ね」 
    四二 がね(上代) 
    四三 誂えの「に」(上代) 
    四四 がに(上代) 
    四五 かし 
    四六 ばや 
    四七 間投助詞の「い」 
    四八 し 
    四九 感動の「な」 
    五〇 ろ(上代) 
    五一 ゑ(上代)
    五二 よ 


    第三章 形容詞 423


    第四章 動詞 450


    第五章 敬語としての動詞及び補助動詞 474
    一 尊敬語 474
     (イ) ます(四段活用)
     (ロ) まさふ(四段活用)
     (ハ) います(自動詞。上代では四段活用、中古ではサ変活用) 
     (ニ) います(他動詞。下二段活用)
     (ホ) いまさふ(四段活用)
     (へ) いまさうず(サ変活用)
     (ト) いますがり・いまそがり(ラ変活用) 
     (チ) みまそがり(ラ変活用)
     (リ) いますがらふ(四段活用) 
     (ヌ) まします(四段活用) 
     (ル) ましまさふ(四段活用) 
     (ヲ) おほまします(サ変活用) 
     (ワ) おはす(サ変活用) 
     (カ) おはさふ(四段活用) 
     (ヨ) おはさうず(サ変活用) 
     (タ) おはします(四段活用) 
     (レ) おはしまさふ(四段活用) 
     (ソ) おはしまさうず(サ変活用) 
     (ツ) たまふ(四段活用) 
     (ネ) たぶ(四段活用) 
     (ナ) たうぶ(四役活用) 
     (ラ) のたまふ(四段活用) 
     (ム) のたぶ(四段活用) 
     (ウ) のたうぶ(四段活用) 
     (ヰ) おほす(下二段活用) 
     (ノ) おもほす・おぼす(四段活用) 
     (オ) おもほしめす・おぼしめす(四段活用) 
     (ク) めす 
     (ヤ) 聞こす(四段活用) 
     (マ) 聞こしめす(四段活用) 
     (ケ) をす(四段活用) 
     (フ) 聞こしをす(四段活用) 
     (コ) 知らしめす・知ろしめす(四段活用) 
     (エ) 御覧ず(サ変活用)
     (テ) みそなはす(四段活用) 
     (ア) つかはす(四段活用)

    ニ 謙譲語 545
     (イ) まつる(四段活用)
     (ロ) つかへまつる・つかうまつる(四段活用) 
     (ハ) たてまつる(四段活用)
     (ニ) たてまつる(下二段活用)
     (ホ) まゐる(上一段活用・四段活用)
     (へ) まゐらす(下二段活用)
     (ト) まうづ (下二段活用)
     (チ) まうでく(カ変活用)
     (リ) まかる(四段活用) 
     (ヌ) まかづ(下二段活用)
     (ル) まをす・まうす(四段活用)
     (ヲ) まうさす(下二段活用) 
     (ワ) きこゆ(下二段活用) 
     (カ) きこえさす(下二段活用) 
     (ヨ) たまふ(下二段活用) 
     (タ) たまはる(四段活用)
     (レ) たぶ(下二段活用)
     (ソ) たうぶ(下二段活用)
     (ツ) たばる(四段活用) 
     (ネ) たうばる(四段活用)
     (ナ) はべり(ラ変活用)
     (ラ) さぶらふ(四段活用)

    解説――碩学の示したスタートライン(小田勝) [649-659]
    語句索引 [661-667]

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著者プロフィール

明治40年〜平成9年。東京生まれ。東京帝国大学大学院修了。著書に「源氏物語入門」「万葉の秀歌」「随筆語典あいうえおなど」など。

「2001年 『『源氏物語』不幸な女性たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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