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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480099440
作品紹介・あらすじ
藤原氏初期の歴史が記された奈良時代後半の書。藤原鎌足とその子貞慧、そして藤原不比等の長男武智麻呂の事績を、明快な現代語訳によって伝える。
感想・レビュー・書評
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分かりやすい現代語訳で、すらすら楽しめます。
鎌足はスーパーヒーロー、武智麻呂は惜しむべき人。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手に入りやすい文庫で出たのでやはり持っておきたい。と思い購入。
現代語訳なのでサクサク読み終わりましたが胸焼けするほどの藤原アゲアゲの世界すごいですね。部分的にしか見たことなかったので通して読むとすごいですね。漢文で美文だとわかりやすい現代語訳にするとこうなるよな…という文章。
仲麻呂が編纂に関わってるだけあって、近江意識が強い。武智麻呂伝にある近江守時代の武智麻呂の近江満喫っぷりがすごい。ほんとに伊吹山登ったの??藤氏家伝のピーク、私武智麻呂伝だと思いますわ。歌も漢詩もない武智麻呂だけど藤氏家伝に伝があるだけで勝ち組だわ。
見る度に思うけど不比等伝がないのが惜しまれる… -
上巻(鎌足伝;貞慧伝)
下巻(武智麻呂伝)
『藤氏家伝』本文
編者:藤原仲麻呂(恵美押勝)(706-764、京都、公卿)、延慶(奈良時代、僧侶)
訳者:沖森卓也(1952-、伊賀市、日本語学)
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