ちくま日本文学全集 19 江戸川乱歩

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102195

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  • 2015/06/15 読了

  • 【目次】
    ・白昼夢
    ・火星の運河
    ・二銭銅貨
    ・心理試験
    ・百面相役者
    ・屋根裏の散歩者
    ・人間椅子
    ・鏡地獄
    ・押絵と旅する男
    ・防空壕
    ・恋と神様
    ・乱歩打ち明け話
    ・もくず塚
    ・旅順海戦館
    ・映画の恐怖
    ・幻影の城主
    ・群集の中のロビンソン・クルーソー
    ・「探偵小説の謎」
    奇矯な着想/意外な犯人/隠し方のトリック/変身願望

    この短編集は乱歩の打ち明け話が入っている。
    その話というのは、乱歩の少年時代についてであり、同性愛の要素を含むものである。

    また、乱歩が探偵小説のトリックについて解説をしている話もあり、とても興味深い。

    おまけと言ってはなんだが、年譜も記載されている。

  • 飛行機や電車の移動中に読むのに最適だった。変わったトリックが面白かったし、心理的なホラーも大変楽しかった。人間椅子いいねいいねーーー!おすすめしてくる人が多いからどんなもんかと斜に構えていたけど面白かった。

  • 最高の気持ち悪さ。

  • スピンが黒い・・・

  • 人間椅子を小さい時に読むのと、今読むのでは、読んだときの感想が違いました。
    当然かもしれませんが、感覚が変わってくることを実感しました。

    小説全体の、あの艶かしい独特の雰囲気大好きです。

  • ちくま日本文学全集は集めてある作品のセンスが良いので重宝。

    巻末のエッセイ「探偵小説の謎」も興味深い。
    るびも親切すぎるくらい親切にふってあるので読みやすい一冊。
    よく見たらるびのKが100%じゃないところとか細かいです。

  • 趣味と推理

  • 大好きな世界観。
    初の乱歩作品だったのだけど、ハマった。
    特にこの人の書いたエッセイは、いかにも本を読むのが大好きでたまらない!といった思いが溢れ出ていて、今までミステリは食わず嫌いしていたのだけどこれを機に手を出してみようかと思った。読書のモチベーションを上げてくれる一冊かも。

  • 2007.1.24読了

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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