- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480421319
作品紹介・あらすじ
ナポリ出身の詩人バジーレが主にイタリアから集めた精選昔話集。ボッカチオの『デカメロン』に触発されて書いたという本書は、10人の語り女たちが5日にわたって競ってまくしたてる50の物語を収めるおとぎ話の宝庫である。「シンデレラ」「眠り姫」「長靴をはいた猫」をはじめ、ばか息子の出世話、異類婚、乗っ取り花嫁、老婆の若返りなどおなじみのモチーフが数多く詰め込まれている。全2冊。
感想・レビュー・書評
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呪的逃走
呪的忘却詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぺローやグリムより古いイタリアの童話?
類話であるけど童話と呼ぶのは抵抗あるかなー。
千一夜物語のほうが近い。 -
千一夜物語、デカメロン挫折人間が通りますよ。
(カンタベリー物語含む)
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箱物語で唯一読み切ったのがコレ。いやあ読みやすくて面白かった。
なんで上記本が駄目だったかというと千夜→多分多すぎた文庫10冊とかありえんデカメロン→エロしか読んでないカンタベリー→いやそもそも完結してないしね。
3つのシトロン、ヴァルディエッロはこどものときに絵本で読んだから親しめたし、枠の部分(つまりこの本に入ってる物語が王子様の前で読まれた経緯)が面白かった。
あと、イタリアっていうのが余計よかったんだと(アラビアってよくわかんねえ。衣装とか)。
これ読めたんだから上記の本も読んでけたらなあって。 -
枠物語。
物語の要素というのは割と全世界共通らしい。
楽しく読んだけど、なんで読もうとしたのか忘れちゃった。 -
グリム童話より面白い。訳が素晴らしい