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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480439376
作品紹介・あらすじ
音楽活動も執筆もやめた、妻の病気が判明して。『たましいの場所』著者の鎮魂エッセイ。推薦文=宮藤官九郎、神藏美子、辻山良雄 解説 中川五郎
感想・レビュー・書評
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十代後半の頃に出会った妻がいて、ずっと一緒に暮らし続けながら、多くの女性に恋をする。彼女たちとことばや身体を重ねながら、妻に彼女たちとの関係を隠さず、相談したりもする。恋は多くの女性相手にするけれど、一番幸せなのは妻といるとき。妻を看取り、著者はこれからの人生をまた生きていく。この夫婦のような生き方を自分自身が誰かとしたいかというと、いえ全く、なのだけれど、夫婦というのはそれぞれに一緒に居続ける理由があるのだろうし、恋人同士も同じだろう。第三者がいいとか間違っているとか軽々に言うことは出来ないし、言う意味もない。こういう夫婦がいた、ということがただそのままのかたちで伝わってくる本。
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元歌手、元書店主、再び歌手の夫婦の愛の姿。自分もこんな風に生きられたら…
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