- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480511362
作品紹介・あらすじ
紋章の見分け方と歴史がわかれば、ヨーロッパの文化がわかる! 基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。カラー含む図版約300点を収録。
感想・レビュー・書評
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紋章について知る必要なんてないのに、本屋さんで表紙と目が合って購入。
ぜんぜん知識がなくても楽しめた。図らずも歴史に思いをはせることのできた本。気になっていたアルファロメオのロゴについての言及もあって面白かった。
この本を読んで、十字軍が気になりはじめたところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シンプルが一番良いと強く思わせてくれる内容だった。
日本の家紋や各国の国旗のような大きな社会ごとではなく個人ずつのものでありつつも「同一のものを作ってはいけない」というルールや「視認性を良くするためにある程度型にはめないといけない」といういくつかのルールのせいで複雑でカオスな紋章が数多く生まれそれが偶然美しいものになる時もあるが大体はごちゃごちゃしていてものすごく見ずらかった。
戦場で誰の紋章かわからなくなった時に伝令するの難しそうだな...。 -
紋章は知っていたし、結婚などで両家の紋章を合体させて
使う、くらいは知識としてあったのだが、それ以上に奥が
深く、細かいところまでルールがあったり(なかったり)して
全体として「学」と言えるところまでの大系が成り立って
いるという事実に驚きがあった。図版豊富で見ているだけ
でも楽しくなる本。あまりに奥が深すぎて立ち入っていこう
とは思わないけれど(笑)。 -
一部読んでて知識がこんがらがって、行きつ戻りつしましたが、面白かった。紋章の形と色から見る、時代や地域ごとの勢力図を説明した本書いて欲しい。