数学フィールドワーク (ちくま学芸文庫 ウ-35-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480511676

作品紹介・あらすじ

微分積分、指数対数、三角関数などが文化や社会、科学の中でどのように使われているのか。さまざまな応用場面での数学の役割を考える。解説 鳴海風

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    タイトルから想像するのは難しいが、要はゆとり教育世代に始まった「総合的な学習」の中の、『色々な側面から数学を見てみよう』という話。その場面での著者の「私ならこう展開する」というアンサーブックのようなもの。
    だから、宿題のような「研究課題」が散りばめられており、受講者(≒読者)次第で、掘り深められるようにできてある。
    とは言え、浅い話題で留まることなく、広く・深く、数学を見つめることができる本であり、数学の面白さを提示された本という側面もある。

    著者の興味と、さらに東日本大震災の前後に発行されたという経緯もあって、放射能の話題が少し多いのが印象的でした。

  • センター試験の数学の合計点が40点だった、文系の私には難しすぎました……

    この本の内容を理解するため、小学生の算数ドリルからやり直すことにします。

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著者プロフィール

上野 健爾(うえの・けんじ):1945年熊本県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。法政大学大学院工学研究科教授。日本数学協会会長。著書:『代数幾何入門』、『代数入門』、『円周率が歩んだ道』(以上岩波書店)、『円周率πをめぐって』、『複素数の世界』(以上日本評論社)ほか多数。

「2023年 『数学フィールドワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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