はじめての憲法 (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.75
  • (2)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480683670

作品紹介・あらすじ

日本国憲法の制定過程をポツダム宣言受諾後の「ポツダム・プロセス」と見ることで憲法の本当の姿がわかる。気鋭の国際政治学者による、世界水準の憲法入門講義。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本国憲法は戦争→平和→憲法というステップで作られた憲法。

    読む前に日本国憲法をさらっと読んでおくと良いかも。思っているよりもよりかなり短いはず。

    https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=321CONSTITUTION

  • 篠田先生の日本国憲法論が、一番すっきり落ちる。
    まずはここからスタート。
    新しい論があるわけではないが、それこそ初めて読む人のため。

    ただ、植民地支配とか侵略戦争とか、平和国家とか、ちょっと、これって、連合国視点だよねと割り切って、あくまで、作った側の発想だよと考えるべきかと。

  • 東2法経図・6F開架:323.14A/Sh66h//K

  • 篠田先生の理論は、歴史的な経緯と国際政治の「常識」に忠実で、明快。
    随所に挟まれる質問と答えが議論を深めている。

  • すごい良書。ひとつは国際社会との関係から、もうひとつは英語原案との関係からセミナー形式での表現でめちゃくちゃ分かりやすい。憲法の一冊目に最適。図書館でたまたま見つけた一冊、これだから図書館最高。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大大学院政治学研究科修士課程修了。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学准教授、ケンブリッジ大学客員研究員などを経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(国際関係論)。著書に『平和構築と法の支配――国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、大佛次郎論壇賞受賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会)、『「国家主権」という思想――国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、サントリー学芸賞受賞)、『国際紛争を読み解く五つの視座――現代世界の「戦争の構造」』(講談社)、『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』(風行社、読売・吉野作造賞受賞)など多数。

「2023年 『戦争の地政学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠田英朗の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
山崎 聡一郎
アンデシュ・ハン...
伊坂 幸太郎
劉 慈欣
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×